えっ、
何?
この画像・・・っ
※決して物を食べながら見ないように※
ちょっとボロくなってきてしまいましたが、役立ててます
映画の内容を簡単に言うと
かわいそうな生い立ちで、
若い女性に会ったこともなく、
仕事で初めて町にでた時に、
そこから大変な執着を持ち、
結果、彼は何をしたかというと、
何人もの(女性の)香りをコレクションし
そのために、多くの女性を殺してしまう
それで最高の香水をブレンドする
という、
非現実的なストーリー
水蒸気蒸留法で〇〇ちゃんの香りを抽出できないかと、

牛脂や豚脂を女性のカラダに塗りたくるなど(最初の画像)
※実際には人のカラダに塗るためのものではありません
本来はガラスの上に牛脂豚脂を敷いて
その上に花びらを並べていく抽出方法

(とっても簡単な説明ですみません)
現代では、そんな手間暇はかけず、
より工業的に効率の良い方法になりました
ようやく表題の
アブソリュート?
【エッセンシャルオイル】と
呼ばれるものの中で、
花が原料で、
水蒸気蒸留法以外で
抽出されたものを意味します
水蒸気蒸留法と区別するために、
【アブソリュート】と呼ばれてます
特に、
非常に香り高く
デリケートな花
実は、
香り高い(高価な)花ほど、
香り成分を抽出するのが難しいのです
代表的なのがジャスミン
ジャスミンのオイルをアロマの瓶を一杯にするために、
何百万枚もの花弁
が必要になります
花の王様=ジャスミン
花の女王=ローズ
などと言われていますね
1-2mlのローズオイルを抽出するのに
10キロの花びら
が必要だったり
しかも何万円も高価なのです
アロマサロンでのトリートメント
ローズオットーを使用した場合
特別なコースが作られていたり、
1滴500円とか、
そんなお店もあるようです
ちなみにACACIAのアロマトリートメントでは、
ジャスミンを使おうが、
ネロリであろうが、メリッサであろうが、
もちろんローズなど
何万もする精油使用も
プラス料金は発生いたしません(#^.^#)・・・ちょっと宣伝
アロマセラピーの世界では、
アブソリュートをめぐって長い論争もあり、
抽出媒体の溶剤(ヘキサンなど)が
残留するのではないかと言われていましたが、
今では技術の進歩もあり、
溶媒として有機溶剤を使用しても
アブソリュートには溶媒が残留しないことも
確認されているようです
二酸化炭素抽出法であれば、
溶媒の問題は皆無と言われています
だいたいアブソリュートを和訳すると
Absolute ➡ 絶体的な 絶対の 完全な
という意味なんです
ローズには2種類あって
水蒸気蒸留法➡ ローズオットー
水蒸気蒸留法以外➡ローズアブソリュート
香りの質も異なります
通常、
価格的にはアブソリュートの方が、
お求めやすい値段です
しかも、アブソリュートには、
元の花に含まれていたオイル(ワックス)、
色素、脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど
ほぼ、そのまま入っています
よく、アブソリュートのアロマは3Dのようだと言われ
香水の原料として価値の高い製品になります
好みの問題ですが、
比較検討でローズの場合、
アブソリュートの方が、香りが深い気がします
本当に個人的感覚ですが、
私も全身トリートメントで
ローズアブソリュートを使用した際に、
香りに酔ってしまったこともありました
アブソリュートの評価が高まっていることから、
水蒸気蒸留で抽出されていた植物も
アブソリュートが作られるようにもなっています
アロマショップなどで、
是非香りの違いを感じてみてください♪
3D(立体的)であるかどうか、
嗅ぎ比べも楽しいですよ~