カラーコーディネーターの武田です。
先日、和歌山橋本の「ゆの里」で開催された”塗り壁サミット”に参加して来ました。この壁の塗料の事をもう少し詳しく聞きたくて、開発者の先生のお話も聞き、そしてゆの里の重岡社長のお水の話も。
やはり「水」がキーポイント。
人の身体にも、動植物にも、ひいては地球全体にも水は重要な役割を担っているのは誰でも知っていることですが、普段「水」と意識しないですが、空気にも沢山水分が含まれていますし、私たちの呼気にも当然水分があり、それは、液体の水と気体の水が繋がっているってこと。
最近科学的に分かったことも含めて「水」の重要性を改めて認識し直したサミットでした。
この塗料、実際に塗ってみてすごくいい商品だとは感じていましたし、取引先の設計事務所でも採用してもらい喜んで頂けた塗料ですが、とにかくこの壁塗料、全てにおいて気持ちいいです。
塗っている時は、
手でも塗れる、顔や身体についてもOK、匂いがない、気持ちいい。
塗った後は、
調湿してくれて、室内の空気も柔らかくなるし、部屋の匂いも取ってくれ、とにかく心地良い空間になる。
まさに「空気をデザイン」する呼吸する塗料。
ビニールクロス(最近は壁紙と言うらしい。笑)の上からでも塗れて、塗る厚みも1mm程度でよいので、賃貸住宅でも塗って退去時に剥がすのも楽なのでは?と思っているところです。(これについては実験してみたい)
以前、ゆの里の4Fの塗り壁に参加し、実際に塗った際の様子↓
最近「自然素材・自然建材」にふれる機会が多く、色々と考えさせられます。
私は生まれたときからずっとマンション住まいなので、ずっとビニールクロスの家に住んでるわけです。ハウスメーカーが建てる新築のマンションや戸建住宅も基本はビニールクロスがメインです。私も仕事でモデルハウスや建売住宅のコーディネートをする際、一部紙クロス、布クロスを使うことはあっても、やはりほぼビニールクロス。
呼吸しない家ですね。
呼吸する家に住んだことがないと、自然素材で出来た呼吸する家の気持ちよさを知る機会もないって事で、これは由々しき事態だと思っています。
体調がすぐれなかったり、子どもが勉強に集中出来なかったり、怒りっぽかったり、様々な些細な事は、食べ物だけじゃなく住環境にも関係していると実は少しづつわかってきています。
病気や症状の原因は複合的ですが、減塩、糖質制限、水の摂りすぎ、住環境、家の間取り、建材、日々の食事・・・自然と切り離され過ぎた現在の環境を少し考え直す時代になって来たのかもしれませんね。
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