自分らしい見た目と働き方を提案する
イメージ＆キャリアコンサルタント上田雅代です。
私はある時期からアレルギー体質を
自覚するようになりました。
若い頃から3月になると
必ず風邪を引いていて、それが風邪ではなく
花粉症だったと知ったのは
かなりの大人になってからでした。
まだ花粉症という名前が付く前のことです。
くしゃみと鼻水がひどく出るので
当時は鼻風邪と言われていました。
花粉症＝アレルギー体質とわかり
それまで体調が悪くなるとよく出ていた
じんましんや湿疹もその体質からだと
いうこともわかりました。
その私のアレルギー体質が
とんでもなく酷くなった時期があります。
それは
元夫の最初の女性問題が発覚した時です。
元夫には色々と思うところはあったものの
当時は愛情がありましたから
とにかくショックで、元夫に対する信頼が
音を立てて崩れていくのがわかりました。
それでも離婚するまでの気持ちになれず
何とか気持ちを立て直そう
子ども達には知られないようにと
自分の気持ちを抑え込み
我慢する毎日が続いていました。
そして始まったのです、痒みとの戦いが。
それまで効いていた処方薬も
全く効かず、色々と薬を変えてもらっても
病院を変えても酷くなる一方でした。
夜寝ている時も
無意識で掻きむしっているらしく
朝起きると布団カバーに血が付いている
なんてこともしょっちゅうでした。
我慢している精神状態が限界に達し
身体に顕著に出たのだと思います。
皮膚科の先生からは
アレルギー体質ということはあるけれど
強い薬に変えても良くならない
ということは強いストレスから
きているのかもしれないと言われました。
特に女性はストレスが溜まると
ホルモンバランスが悪くなることで
自律神経が乱れ、身体に悪影響を及ぼすが
大概、弱い所に出やすいとのことでした。
私の場合は
湿疹という症状で出たのでしょう。
我慢は美徳ではありません。
我慢と忍耐は違います。
忍耐はこれを成し遂げたいという
目的達成のためにするものですが
我慢は嫌な事、嫌なものを自分の中に
無理矢理閉じ込めるものです。
我慢の限界が来た時
それは一気に噴き出して処理するのが
大変な状態になります。
私は湿疹というわかりやすい形で
現れたので早々に処置をすることが
できましたが、それがもし見えないところ
心の中で噴き出していたら
どうなっていただろうと考えると怖いです。
我慢をすることで
より自分を追い詰めるかもしれませんし
我慢の限界には個人差がありますから
人と比べてはいけないものだと思います。
我慢は百害あって一利なしです。
