カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
建材メーカー、大建工業株式会社さんの会報誌に
インテリアカラーコラムを書かせていただいています。
2016年11月は「快適な住まいは色から~秋冬のカラーコーディネート~」
について書きましたので、ご覧ください。
コラムに書いた、フラワーアレンジのイメージはこんな感じです。
こんなお花を眺めながらほっこりとティータイムをしたい季節ですね♪
インテリアのカラーアドバイスをするときにも、ただブラウンとかベージュと言うのではなく
「チョコレート色」「紅茶色」「アンティークブラウン」「ノスタルジックピンク」
というような色名を使うと、秋冬のコーディネートのイメージが伝わります。
色名が持つイメージや連想を上手に使いこなせるとよいですね。
そして、日本の色彩文化、平安時代の重ねの色目。
西洋では、1色についての探求はすごくされていましたが、
配色に名前を付けている文化は日本固有のもの。
そして、日本には四季があるので、季節に合わせた配色が決められていて、
春には春の重ねの色目を着る、という季節ごとのオシャレを楽しむのが
上流階級のセンスのよさの証でした。
ヨーロッパでは寒い外と遮断するために、がっしりした石造りの建物ですが、
日本は湿度が高いので、風通しをよくするために、木造で開放的な建物のつくり。
開け放った窓からの外の景色を眺め、四季の移ろい、
植物の色などを愛でる文化があります。
その四季の配色を、着物の配色としてコーディネートしているわけです。
こちらは、秋冬の季節に着る配色の一例。
●青紅葉(あおもみじ)
季節に合わせた日本の配色文化を、
インテリアやテーブルコーディネートに取り入れてみるのも素敵ですね!
★過去のインテリアカラーコラム記事はこちら