カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
色は人の心と体にさまざまな影響を与えていますが、
その中でも、人の注目を集め、気持ちを楽しくしてくれるのがオレンジです。
私が独立してカラーの仕事を始めたときに
テーマカラーとして選んだのがオレンジでした。
オレンジは好きなことをがんばることを後押ししてくれる色、でもあるからです。
私は、けっこう人見知りなところもあったのですが、
オレンジを身に付けていたら、
いつの間にか、フットワークのよいパワフルな人というイメージに。
まわりからもそういわれるし、自分も動くのが苦ではなくなってきました。
ホント、色って不思議です。色を着替えたら、性格も変わるなんて。
そんなオレンジですが、
実は、似合う色のタイプによっては、使うのが難しい色です。
オレンジは、イエローベースの代表のような色なので、
イエローベースのスプリング・オータムタイプの方は似合う色なのですが、
ブルーベースのサマー・ウインタータイプの方は似合わない色だからです。
ですので、サマーやウインタータイプの方がオレンジを身に着ける場合は、
少しアレンジしたカラーコーディネートをする必要があります。
●それでは、タイプ別のオレンジの選び方、
カラーコーディネート方法をお伝えしていきましょう。
*スプリングタイプの人が似合うオレンジ
もともと、透明感のある肌、キラキラした瞳、艶やかな髪の方が多いので、
みずみずしく、フレッシュなイメージのタンジェリンなど、明るいオレンジがマッチします。
カジュアルなイメージを強調したいときには、
アクアブルーとの組み合わせもお勧め。
パステルオレンジとの組み合わせなら、派手になりすぎず、
スプリングタイプのポップでキュートなイメージを演出できます。
男性のネクタイもオレンジベースにブルーのアクセントや柄を効かせると、
スプリングタイプの快活な、カジュアルな雰囲気が活きてきますよ。
*オータムタイプの人が似合うオレンジ
黄みのオークル肌、深く穏やかな瞳、ブラウンの髪の方が多いので、
深みのあるディープオレンジがマッチします。
オレンジにゴールドの組み合わせは、オータムタイプの王道のカラーコーディネート。
まさに、ゴージャスリッチなイメージですね。
オレンジ×オレンジのダブル使いにも負けません。
組み合わせるのであれば、黒よりもブラウンやカーキの方が、堅くならず、
マイルドな包容力を持つ、オータムタイプの良さが活きてきます。
*サマータイプの人が似合うオレンジ
ブルーベースのサマータイプはあまりオレンジが得意ではありませんので、
ちょっと工夫して取り入れましょう。
繊細でパウダリーなピンク肌、優しい瞳とマットな髪の方が多いので、
あまり鮮やかなオレンジだと、せっかくのピンク肌を黄ばませてしまったり、
ギラギラと強すぎて、サマーの優しい印象を壊してしまうので注意が必要です。
淡くてちょっと黄色に近いようなスッキリしたシャーベットオレンジと、
ソフトなオフホワイトを組み合わせて、より爽やかで清楚な印象に仕上げてください。
華やかさを足したいときには、キラキラのアクセサリーをプラスするとGood。
ゴールドを使うときには、白いパールと組み合わせるとスッキリ優しくまとまりやすいです。
*ウインタータイプの人が似合うオレンジ
サマーと同じくブルーベースのウインタータイプはあまりオレンジが得意ではありません。
工夫して取り入れないと、せっかくのウインターのクール感を壊して、
あか抜けないモタモタした印象になるので気を付けましょう。
しっかりした肌、強さのある黒い瞳、つやのある黒髪の方が多いので、
その強さは、鮮やかなオレンジとバランスは悪くありません。
ですが、ウインタータイプは、なにしろ黄みが苦手なので、
肌が黄ばんでみえないように、そして、スッキリ、クールに見えるようにアレンジしていきます。
お勧めのカラーコーディネートは、インパクトのあるオレンジと真っ白の組み合わせ。
それに、シルバーのアクセサリーやキラリと光るダイヤモンド、
白黒のアクセサリーをつけて、スッキリクールにまとめることです。
オレンジは、ピンクほどスタンダードに着ない色かもしれませんが、
身に付けている人の気持ちを明るくしてくれて、
とにかく目を引く色でもあるので、プレゼンテーションで前に立つとき、
プライベートでちょっぴり注目を集めたいとき(合コンも^^)にも最適です♪
夏に向けて、ぜひ自分に似合うオレンジのカラーコーディネートに
チャレンジしてみてくださいね☆
サマータイプの三浦がこの間、オーダーしたジェルネイル。
優しい感じになるように、カラーやデザインをアレンジしてもらいました^^