時々、目に見えないホルモンに支配されて
訳もなく、泣いたり 憂鬱になる。
築いてきたものも、全てどうでもよくなって
ぶち壊したくなる。
だから、本当は ホルモンの支配下に侵略された日は
洞窟に潜んでいたい。
そして月の命令で、ホルモンが暴れている時は
誰の目にも触れない所でうずくまっていたい。
不幸にもそうはいかない時代に生まれてしまったから
その数日だけは、貝みたく あたしは喋らない。
その代わり、身の内側に起こる重圧に耐える。
不思議なことに、うずくまりながら はっきりと悟る。
自分を大切に思いやってくれる人達。
うわべだけの人達。
ホントにそばにいてくれる人達の存在がはっきりとわかる。
もしも この人は自分にとって大切な人かどうか迷う時
があったら
誰にも何も依存せずに 独りでじっと痛みに耐えて見た方がいい。
すると不思議なことに 自分の内側の痛みを癒して欲しい人達が
考えるまでもなく
本能でわかってしまうから。


