前回、ダインスレイヴと共にナタにあるアビス教団の本拠地を襲撃した主人公。そこにいたアビスの親玉との会話で、何とカーンルイアが復興したという耳を疑うような情報を得ました。
アビスを倒した後、主人公とパイモンはティレルの様子を見るために一足先に帰りましたが、ダインスレイヴはまだ少しこの場所を調査するようで……
ダインスレイヴ 「……」
おい!ダインスレイヴ、後ろ後ろ!
倒したと思っていたアビスが起き上がって来たぞ!早くダインスレイヴ気づいて!
ダインスレイヴ 「!!!」
いやーー!!
ダインスレイヴ 「声と話し方に、どこか覚えがあるとは思っていたが……貴様の死をしっかりと確認しなかったことは、俺の失態だったな。」
いや、無事なんかい!!
死なないまでも、まるでノーダメージなのですが……。
そんなわけでこのアビスとダインスレイヴ、実は昔の知り合いでした。彼の名は……
ハーデン!
今は不死の呪いも受けてこんな見た目になっていますが、元々はカーンルイア人です。しかも、ダインスレイヴの剣術の師だったそうですよ!?これは戦闘能力に期待できそうですね(先ほどあっさりと勝ったことに目をそらしつつ……)。
そんなわけでダイハードマン同士の戦いが再び始まります。
ダインスレイヴ 「……俺は貴様を百度だって殺してやる。」
もうこのコマ割りの大きさで決着が付いていると言えますね……。
というわけでハーデン虐殺タイム!
ハーデン 「ッ……ゴホッ、やっと終わったか?……まさか、本気でかかってくるとは……」
ハーデン 「そうか、わかった。お前も疲れただろう?少し座って、話でもしないか。」
何なのコイツ(笑)
ダインスレイヴの師匠なんて言うから期待していたのに、もう全然歯が立たないじゃないですか~。しかもすぐに休戦協定結ぼうとしてますし……。淵上同様アビス教団のメンバーってこんな情けなくともどこか憎めないやつらが残っているのですかね。
ハーデン 「ああ、その通りだ。かつてカーンルイアの災厄が起こった時、誰もが『救世主』による救済を願った。だが、どこを探しても彼女は見つからなかった。」
やはり妹は救世主と呼ばれていましたが、結局のところ姿を消してしまいカーンルイアも滅びてしまいましたと。
ハーデン 「だが、私は信じている。あのお方が為そうとしていることも、その胸の内の後悔も……すべてが偽りなきものだと。」
彼女を慕っていた人にとっては深く失望したでしょうが、このハーデンみたいにまだ希望を捨てていない人も少なくないみたいですね。だからこそ今でもアビス教団を率いているのですが。
ダインスレイヴ 「己の地位を守り、偽りの名誉を保つために……新世代の騎士たちを徹底的に潰した……」
ダインスレイヴは過去話をし、ハーデンの罪を問いただそうとしますが……
ハーデン 「……何も思い出せないのだ、本当に。」
ハーデン 「この姿を見ろ。アビスの力がなければ、私はこの肉体すら維持できない……」
ハーデン 「記憶も、心も、精神も、感情も……とうの昔に擦り減って、ボロボロになってしまった。」
肉体が不死になったとしても記憶の容量が大きくなるわけではありませんからね……。500年も生きていればその分抜けている記憶も大きくなるものでしょう。逆に記憶持ち続けているダインスレイヴは一体何なんだよ?
ハーデン 「だが……たとえそれが、私にとって振り返りたくもない過去で、かつて目を背けた記憶であったとしても……それでも私は、心の底から思い出したいと願っている。」
ハーデン 「私が犯した罪については、すべて謝罪する……だから、もっと聞かせてくれないか?カーンルイアでの過去について……」
この願いにダインスレイヴはNo。ハーデンに割く時間も情けもないと言い放ちます。
ハーデン 「そうか……残念だが、よかろう。私には聞けぬ物語も、『運命の織機』が聞いてくれたなら、それでいい。」
運命の織機が聞く……?
ハーデン 「カーンルイアの復興はまだ成されていない。地脈の織り直しすら、まだ完了していないのだからな。」
結局のところハーデンは嘘をついており、カーンルイアは復興していませんでした。そりゃそうだ。
ハーデン 「地脈とは、あらゆる記憶の集合体と考えていいだろう。かつてのカーンルイアの地脈を再構築するには、あの時代のカーンルイアに関するほぼすべての記憶が必要となるのだ。」
ハーデン 「運命の織機は、記憶という『原料』なしには、何も紡ぎだせない。」
運命の織機には記憶が必要。そのためにアビス教団の者たち全員で記憶をかき集めて、当時のカーンルイアの姿を復元する。これが彼らのが描いた計画でした。
う~ん……、イメージがわかないですね~。
第一、何をもってカーンルイアの復興とするかですよね。昔の栄えていたカーンルイアをそっくりそのまま復元するっていうのは不可能ですし(死者を生き返らせても、崩れた街並みを修復しても、地理的・時間軸的な要因が関わってきて本当にそれはカーンルイアと言えるのかといった問題が発生すると思います。……これ以上深く考えると思考実験の領域に入りそうだ)。
500年も前に滅んだカーンルイアという国をよみがえらせるよりも、同士を集めてまた自分たちが思い描く理想の国を新たに創った方がよさそうな気がしますが、どうなのでしょうね?カーンルイアってそれほど居心地のいい国だったのでしょうか。
ハーデン 「だが、五百年という年月はあまりに長すぎた……我々の記憶はすでに摩耗し、今やほとんど残されていない。わずかな原料では、不完全な世界しか生み出せない。」
ダインスレイヴ 「そこで目をつけたのが、この俺か?長年、責様らを狩り続けてきた敵だというのに?」
ハーデン 「その通りだ。お前の兄が遺した『指輪』のおかげで、お前は何度でも肉体の状態をリセットできる……」
そんな設定あったっけ……?
私が忘れていただけか~?ダインスレイヴはその魔法の指輪の力があるからこそ肉体の状態をリセット、記憶や若さを保っていたという訳……らしいです。別にダインスレイヴがスヤスヤ眠れているから若いままではないようです。
しかし、肉体の状態をリセットできるのであれば記憶もリセットされるのでは……?まあ、これ以上深く突っ込むのも野暮なので止めておきましょう。
ハーデン 「お前の記憶も多少はすり減っていようが、カーンルイアの末裔の中では最もましなはずだ。」
ハーデン 「たとえ教団の全戦力を囮にしようとも、お前の心に刻まれた記憶だけは手に入れねばならなかった。そのためならば、どんな代償も厭わない……」
ん?……今、どんな代償も厭わないと言ったよね?
ダインスレイヴ 「俺をここへ誘い込み、『瞑想』の状態へと導くこと……それが、責様らの真の目的だったというわけか……」
ダインスレイヴ 「いいだろう。俺の脳裏にあるわずかな記憶と引き換えに、責様らの全戦力を削げるというなら……悪くない取引だ。礼を言う。」
いいんだ……(困惑)。
別に今ダインスレイヴが不利な状況であるわけでもないのですし、こんな取引受ける必要はないと思うのですが……。それか、もしかしてもうダインスレイヴがここに誘い込まれた時点で彼の記憶を抽出していて、アビス教団としては既に目的を達成しているという訳でしょうか?
ダインスレイヴの人柄等を考えると後者の方が理にかなっていそうですよね。というより、翻訳班はちゃんとそこらへん理解して文章を書いているのでしょうか。「グロシ」やヌヴィレットの「表向き」発言等々……過去に過ちを犯しすぎたせいで信用できないのですよね。
ハーデン 「少なくともあの方にはこの戦いに参加する資格がある。そして、たった今――お前の助けのおかげで……運命の繊機による『新カーンルイア』の地脈が完成した。」
そんな新横浜や新大阪みたいな言い方しなくても……(笑)。
ダインスレイヴ 「責様らが崇める者のことはさておき……『どんな代償も厭わない』と言ったな?」
どんな代償も厭わないと言ったよね?(再確認)
ダインスレイヴ 「俺を欺いた報いに、もう百度死ぬ覚悟はあるんだろうな?」
ハーデン 「……」
ハーデンさんの運命やいかに!(笑)
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