バージョン4.1になると、メロピデ要塞やフォンテーヌ科学院があるフォンテーヌのマップが拡張されました!それに伴いメインストーリーにあたる魔神任務第四章の第三幕と第四幕が開放!

 

 深海に煌めく星たちへ!

 

 それでは、やっていきましょう!

 

時間は少し遡り、パレ・メルモニアで――

 

 今回、ヌヴィレットの使者よりパレ・メルモニアに招待された主人公たち。何やら重要な話があるそうですので、ここで少し前の話に入ります。

 

 

ヌヴィレット 「……状況は分かった。とにかく、そのスネージナヤのコード『召使』という執行官が、君と外交的な面会をしたがっている――そういうことだな?」

 

 この面会の目的は、十中八九タルタリヤが有罪判決になった件をだしに圧力をかけてくるものでしょう。それにヌヴィレットによると、まだその審判の詳細な報告は出していないようです。フォンテーヌ側としては非常に悪い立場にいるため、今回の面会は断ったほうが良いと言うヌヴィレットでしたが……

フリーナ 「いや、僕は……今回の面会は受け入れるべきだと思う。」

 俺&ヌヴィレット 「……なぜ?」

 

 フリーナの考えとしては、早めに和解しないとずるずると関係が悪化する一方だとのことです。分からなくもないけど……特に準備が整っていない状態で相手するのは不味くないかな?せめてもう少し打ち合わせをしてから……。

 

↑フリーナみたいなおバカキャラの台詞に「端倪(たんげい)」という難しい言葉があると、驚いてしまうので止めてください!

 

 フリーナはてっきりその面会にヌヴィレットも立ち会ってくれるものだと思って話していたようですが、当のヌヴィレットはそんな気はない様子。予想外の態度にびっくりしたフリーナは面会に来るように頼みこみます。

 

フリーナ 「ええっ!?こ、来ないのか?い、いやいや……ダメダメダメ。一人でなんか行くもんか。い、一緒に来てもらうぞ。絶対にキミも連れて行くからな……」

 

 荒瀧一斗みたいにワープすな!www

 

 

 

 

↑後光が差し込んでいるわぁ~。稲妻にいた九条鎌治みたい(笑)。

 

フリーナ 「だからこの件は、ただ単に僕がそういう方向に進展させたいってだけで……とにかく深く考えないでくれ。今、面会の手配をしてくるから……」

 

 というわけで、フリーナはそそくさと面会の手配をしに行ってしまいました。怖いわぁ~、バカは何考えているか分からないから怖いわぁ~!

 

 

 

 そして、面会当日。当然あのファデュイの執行官が姿を現します!

 

↑おっ、召使の姿は初お披露目ですね!果たして順位は何位なのか。第四位かはたまた第十位か……?

 

 

 アルレッキーノ「召使」登場!

 

 順位は第四位でした。ということは「道化」は第一位とかではなく、統括官なので順位付けされていない立場にいるのでしょうね。これでファトゥス全員の順位がほぼ決まったのではないのでしょうか?

 

 総括官:「道化」ピエロ

 第一位:「隊長」カピターノ

 第二位:「博士」ドットーレ

 第三位:「少女」コロンビーナ

 第四位:「召使」アルレッキーノ

 第五位:「雄鶏」プルチネッラ

 第六位:「散兵」スカラマシュ

 第七位:「傀儡」サンドローネ

 第八位:「淑女」シニョーラ

 第九位:「富者」パンタローネ

 第十位:???

 第十一位:「公子」タルタリヤ

 

 「隊長」の順位は明かされていませんが、おそらくこうなると思われます。ただ、そうすると空白になっている第十位が気になるところ。「淑女」の葬式に出なかったとは考えづらいですし、今は亡くなっており未だに誰もその座についていないという確率のほうが高いかな?

 

 ここから話は脱線します。原神をプレイされているのであればご存知の方もいるでしょうが、このファトゥスの名前には元ネタがあり、イタリアの演劇形態「コンメディア・デッラルテ」の登場人物からとっています。私はオペラが好きなので「アルレッキーノ」と聞けば、イタリア作曲家レオンカヴァッロの「道化師」という作品を思い出してしまいます。

 

ルッジェーロ・レオンカヴァッロ

 

 

 その「道化師」というオペラでは劇中劇が行われるのですが、その劇がコンメディア・デッラルテをベースにしています。そしてこの作品の「衣装を着けろ」という歌にもアルレッキーノの名前が登場します。

 

 

●道化師「衣装を着けろ」

↑1:21のところの歌詞で「たとえアレッキーノ(アルレッキーノ)がお前のコロンビーヌを盗んで行っても」とありますので、そこから再生されるようにしております。40秒あたりの笑い声も入った部分も有名なので、できれば通しで聴いてほしい名曲です。

 

 

 この歌は妻(コロンビーナ)の浮気が発覚した道化師(ピエロ)によって歌われるもので、こんな錯乱した気持ちでどうやって喜劇を演じればいいのかといった苦しい胸の内を吐露する内容となっております。

 

●道化師「衣装を着けろ」

↑こちらは映像付きなので、ピエロの情緒がより分かりやすいでしょう。

 

 ここで登場する「ピエロ」や「コロンビーナ」もファトゥスのメンバーにいますね。このオペラの筋書き通りだと「道化」と「少女」が夫婦だったのに、「少女」は「召使」に浮気してしまうといった展開になります(笑)。

 

↑少女×召使の百合……ってコト!?

 

 

●トヨタ レクサスCM

↑何故か車のCMでも「衣装を着けろ」が使用されていました。このCMで知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?やはり序盤の笑い声が印象的な曲です。

 

 

 

 

 

 だいぶん、脱線してしまいましたが、ここからまた話を戻します。え~っと、召使が初登場したのですよね。この日のためにケーキを用意してくれたようですし……

 一人一つのホールケーキ(笑)

 

 最初、湯気が出ていたのでホカホカのケーキなのか?と思ってましたが、奥にある紅茶でしたねw しかも、その紅茶カップもでけぇ……。

 

 

↑背中についているのを見る限り、召使の神の目は炎かあ。それとも邪眼か?

 

 

 面会の話し合い、まずは召使がジャブを撃ってきます。

 

「召使」 「まずは、お二方にお礼を申し上げる。私は公務で忙しいとき、フォンテーヌを離れることが多いのだが、壁炉の家の子供たちが大変世話になったと聞いた……」

 

フリーナ 「うぅ……」

 

 フリーナもこういった皮肉は理解できるのですね……。

 

 

 

↑瞳の模様がバッテンの傷がついたように見えて何だかグロシです。

 

 

 

 前置きはほどほどにして早く本題に入ろうと提案したのは、意外なことにヌヴィレットのほうからでした。

 

「召使」 「私は代理人として『公子』の身柄をスネージナヤに引き渡すことを要求する。彼の身に起こった出来事については、我々もフォンテーヌと協同で処理する責任がある。」

 

 やはり公子タルタリヤが投獄された件で、ファデュイ側の要求を突き付けてきました。だが、ヌヴィレットの答えは間髪入れずにNo。そしたら、召使は別の要求を提案してきます。

 

「召使」 「『公子』の身柄を引き渡してもらう必要はない。ただ、メロピデ要塞に入り、彼に合って状況を確認させていただきたい――」

 

 こっちの要求が本命か~?ドア・イン・ザ・フェイスっていう心理テクニックを思い出してしまいます。

 

 

ヌヴィレット 「……メロピデ要塞はかねてより自治状態にあり、我々でさえ干渉できないのだ。当然ながら、外交問題も口実にはなり得ない。」

 

 メロピデ要塞はまた別の自治状態にある……。フォンテーヌとはまた別の世界が展開されていると考えた方がいいのでしょう。

 

 

ヌヴィレット 「どうしてもあの執行官の状況を確認する必要があると仰るなら、私から一つ提案しよう……」

 

 そこで俺たちの出番ってわけ!

……ふざけるな!

 

 な~んで主人公たちが代わりにメロピデ要塞に潜入して、タルタリヤの様子を伺わないといけないんだよ!ただ、その分報酬も豪華なものを用意しているようですので、結局のところ依頼を受けることになります。

 

ヌヴィレット 「それから気づいたことがある。こと『召使』に関する問題において、フリーナの挙動がいささか不自然でね……」

 

 ……そうかな?水神フリーナの挙動はいっつもおかしいからあまり不自然に感じませんでしたが、ヌヴィレットがそう言うならそうなのでしょう。召使はフリーナの弱みを握っているとも彼は推測していました。

 

 

ヌヴィレット 「実はこの件について、もう一つ厄介な点がある……メロピデ要塞内から届いた情報によれば、タルタリヤ殿は少し前に突然失踪したそうだ。」

主人公 「失踪?」

 タルタリヤ失踪!?

 

 それって、タルタリヤが自らメロピデ要塞から脱出したのか、もしくは何か事件に巻き込まれてしまったのか……?しかも、そのタルタリヤの行方がメロピデ要塞内の人でも分からないんでしょ?これから主人公が行ったとして、何か手掛かりや真相が判明するものでしょうか?疑問は尽きません。

 

 

ヌヴィレット 「どのような結果になろうと、すべて終わった後には法を担う公人の基準――それも最高レベルのものに準じて、相応の手当を二人に渡すつもりだ。」

 

 期待しているよ!ヌヴィレット!

 

 ……まあ、こういった展開で良い報酬をもらえた試しがありませんけどね。

 

 

ヌヴィレット 「行くのか?ついでにこのケーキを持っていくといい。個人的な謝礼だ。」

 

ヌヴィレット 「どうか遠慮せず、このケーキを食してくれたまえ。」

 

 嫌にケーキを勧めるヌヴィレット。まさかああいった理由があるとは知る由もない主人公とパイモンなのでした。

 

 

 

 

 

 というわけで、メロピデ要塞に囚人として出向くことになった主人公たち。その前に、フォンテーヌのカフェで最後の晩餐といきます。

 

 そこで表れたのはシャルロット!少しメロピデ要塞トップの話を聞きます。

 

シャルロット 「実は彼、フォンテーヌから『公爵』という名誉市民の称号を授かっているの。凄いでしょ?こんな称号を得られるのは、フォンテーヌに多大な貢献をした民だけだから。とても少ないのよ。」

 

 公爵は想像以上に凄い肩書ですよ。五爵と呼ばれるのが公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の順番だったと思います。その中でも一番位が高いので。

 

 

↑今回の可愛いパイモン。

 

 

 

 

 

 腹ごしらえも終わり、メロピデ要塞へ向かいます。海中にある要塞だとのことで、最初に船に乗って別の島に行くのかと思っていましたが……

ヌヴィレット 「うむ、予定通りだな。そう、ここがエリニュス島からメロピデ要塞へ入る唯一の入り口となっている。」

 

 エピクレシス歌劇場の裏にあるのか……

 

 大丈夫だとは思いますが、劇場の近くに監獄の出入り口があるのは、何だか少し不安になってしまいます。

 

 

ヌヴィレット 「だが安心してほしい。この中は決して恐怖に満ちた場所ではない。下へ行ったあと、自分たちの目で確かめるといい。」

 

 ホントぉ~?でも、日光も届かない水の下で生活するなんて実際行ったら数日で気が動転してしまいそうです……。しかも、囚人生活ですしね。

 

 

マドレーヌ 「私について来い。今からお前たちをメロピデ要塞へ連れていき、それから手続きを行う。」

 

 それでは次回からメロピデ要塞編となります!

 

 

 

 

 

 

 

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