2022年11月9日、このゲームのシリーズ最新作がついに発売されました!

 

GOD OF WAR RAGNAROK

(ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク)!

 

 神話をモチーフにした3Dアクションゲームです。2005年に1作目が発売され、その時はギリシャ神話を題材にしていましたが、2018年に発売された前作からは北欧神話をベースにした作品に変貌しました。

 

 今回のこの最新作ではその北欧神話編の最終章と位置付けられたものとなるそうですね。前作はもちろんのこと、ギリシャ神話編の3部作もプレイをするくらい好きなゲームシリーズですので、どんな物語が展開するのか、今から楽しみです!


 

 

 プレイを開始すると、タイトル画面からムービーシーンがシームレスに始まります。シリーズ恒例ですね。ここで登場するのが……

 クレイトス&アトレウス!

 

 画像右側の白い肌に赤い線が入ったオジサンが主人公であるクレイトス。左側にいるのがその息子のアトレウスですね。前作で親子の絆が深まったことだと思いますが、今作ではそれから何年経っているのでしょうか?結構アトレウスもたくましく成長した印象を受けます。

 

 それにしても、久しぶりにゲームを購入しました。パッケージで販売されたゲームとしては、「SEKIRO」以来でしょうか?ダウンロードゲームとしては「Haven」以来で、どちらも1年半以上前のことですからね。

 

 

 

 ムービーが一通り終了しました。どうやら二人は狼を連れて狩りを行っていたようです。そりを使って帰路に着く過程からゲームスタート。

 

フィンブルの冬を乗り越えて

 

 私はギリシャ神話の知識はそれなりにありますが、北欧神話についてはニーベルングの指輪ぐらいしか知りません。フィンブルの冬というのは調べてみると、どうやら神々の終焉であるラグナロクの前兆のようですね。

 

 

 

 と、ここでいきなり襲来者が!

 

 フレイヤ!

 

 言わずと知れた北欧神話における豊穣の女神です。前作で彼女の息子であるバルドルを殺してしまったので、復讐のためにこういった事がたびたび起こるようですね。クレイトスも自分の子供を失う辛さはとうの昔に経験しているからか、できるだけ彼女を殺したくないと言っていました。彼も変わりましたね~、ギリシャ神話の時だったら降りかかる火の粉は殺してましたから。

 

 

 

 

 

 無事に帰路についた親子ですが、飼っていた狼が1匹死んでしまいました。気になったのは名前がフェンリルだってこと。普通の狼のように見えますし、もうすでに死んでしまいましたが、今後何か影響を起こすのでしょうか。

 

 

 

 

 クレイトス達が住んでいる場所は、前作と変わらずミズガルズにある小さな小屋。しかし、今ではこの親子以外にも同居人がいます。

 

 ミーミル!

 

 元々オーディンによって囚われていましたが、クレイトスに首を落とされるといった形で助け出されました。今作も知の巨人として、親子にアドバイスをしてくれることでしょう。

 

 

 

 家で眠りにつくクレイトスですが、夢の中で亡くなった妻と再会しました。

 

 フェイ!

 

 姿を現したのは初めてなのではないでしょうか?巨人族であり、アトレウスの母親にあたります。それにしてもどうして彼女は亡くなってしまったのでしょうか?前作も原因について話してなかったような気がします。

 

 

 

 

 

 途中、アトレウスがいなくなるなどトラブルがありましたが、無事再会して改めて家で休もうとするクレイトスでしたが、穏やかでない来訪者が現れます。

 

↑うわぁ!横に広い!(体格が)

 

 トールだ!

 

 北欧神話を代表する雷を司る神ですね。ミョルニルというハンマーを用いて戦います。

 

 彼はどうやら話がしたいとのことなので、家に入ろうとします。一度は拒否の姿勢を見せたクレイトスですが、最終的に家に上がることを許してしまいます。

 

 

↑クレイトスと比べると、丸々としてだらしない腹のようにも見えますが、おそらく筋肉が詰まっているのでしょうね……。

 

↑二人のために杯をおずおずと用意するアトレウスが面白い。

 

 

 

 トールが家に来る時点で大事ですが、今回は更に来客が来ました!

 

 だっ、誰だ……?

 

 あっ、オーディンだ!間違いない!

 

 眼帯でピンときましたよ!この北欧神話における最高神です。ただ、オーディンの姿が背の低いやせたおじいちゃんだったのは少し意外です。ギリシャ神話の最高神であったゼウスは筋骨隆々の姿でしたからね。戦闘よりも策略を巡らすタイプなのだろうか……いや、でもこう見えてバリバリ戦い上手なのかも。バルドルの時のように見た目で判断してはいけませんよね。

 

オーディン 「さて こやつの息子への仕打ちは正当防衛だ」

 

 前作で、クレイトス達はトールの息子であるマグニとモージを殺してしまいました。当然そのことについて話が行われるものだと思っていましたが、どうやら違ったようです。バルドルを殺したことについては苦言を呈していましたが、それも強く追及はせず。

 

オーディン 「そやつのテュール捜しも無論のことやめてもらうことになるがな」

 

 じゃあ、一体何を話しに来たのかというと、意外にも和平を持ち込んできました。もうこれ以上争いごとはしない、そしてテュールを捜すのもやめろと言ってきます。ん?アトレウスがテュールを捜していただって?

 

 

 ただ、ミーミルはオーディンのことは全く信用ならない男だと言い放ちます。それには同感。できもしない約束をするような奴だということは、オペラを観ていても分かります。

 

 さて、交渉内容ですが、クレイトス側が今後何も行動を起こさないと約束してくれれば、オーディン側も手出しはしないとのこと。ミーミルに関しても目をつぶるそうですし、何ならフレイヤとも話し合って復讐を止めさせる力添えもしてくれるそうです。結構こっちとしても良い条件の取引な気がしますが、果たしてクレイトスの返答は……?

 

クレイトス 「断る」

 

 おおー!いいね~さすがクレイトス。誰かに言われて、ハイそうですかと自由を奪われるような男ではありません。

 

 こうクレイトスが答えるとオーディンはトールに対して「手間を取るなよ」とだけ言い、小屋から去っていきました。そして、トールは不敵に「待ってました」とつぶやきます。

 

 ヨシ、戦うか!

 

 ……って、どこまで吹っ飛ばされるねーん!

 

 トールが振りかぶったミョルニルに吹っ飛ばされてしまいました。吹っ飛ばされるというよりかは、むしろ空を飛んでいると言った方が近いかもしれません!

 

 さあ始まりました、トール戦!

 

 と言ってもゲームの序盤も序盤。ここで北欧神話最強とも言われるトールに勝つのは、いかにクレイトスであっても展開的に無理があるのではないのでしょうか?ここは一度クレイトスがやられてしまうことになるのでしょうか?嫌だな~やられてしまうクレイトスを見るのは。

 

 

 さてトール戦ですが、最初はクレイトスの使用する斧(名前はリヴァイアサン)は遠くに置いてけぼりになってしまったので、素手で戦います。ですが、クレイトスも戦いには慣れたもの。盾でトールの動きをふさいでいる隙に、リヴァイアサンに戻れと命じ武器を取り戻します!

 

 そのデカい腹に一発入れてやるよ!

 

 その後、また吹っ飛ばされたクレイトス。

 

 前作、ヨルムンガンドと出会った場所で、改めて死闘を繰り広げます。トールが投げたミョルニルを上手に躱して、その隙に突進するクレイトスですが……

 いてっ!後頭部にもろに喰らった!

 

 トールのミョルニルも、クレイトスのリヴァイアサン同様、自由自在・好きな時に手の中に戻ることができるのですね。クレイトスとファイトスタイルがもしかしたら似ているのかもしれません。

 

 え?ウソ!死んだ!?

 

 まだ体力はあったはず!こ、これは所謂負けイベントってやつか!?まあ、こういったイベントも過去にクレイトスは経験済み(カロン戦)ですが、と思っていたら……

 北欧式電気ショック蘇生術!

 

 何ということでしょう!ミョルニルの電気によって、強制的にクレイトスは蘇生させられました!まだ、死なれては困る。もっと戦って楽しみたいってか~?クソッ、なめやがって!

 

 

 何だかトールのセリフを聞いていると感じるのですが、コイツ戦闘狂のようなキャラなのですかね?嫌いだなー、こういうやつ。こっちは命のやり取りをしているつもりなのですが、相手はこの戦い自体を楽しんでいる素振りさえ見せます。これまで、こういったキャラはいなかった気がしますね。

 

↑リヴァイアサンとミョルニル。投げた両者の力が均衡している図がかっこいい。

 

↑画面上にある木の根みたいなやつ、あれは何なんだろうな~と思っていましたが、どうやら雷が凍った姿のようです……。こんなことある!?

 

↑ミョルニルにバンバン叩かれてクレイトスの盾も使い物にならなくなってしまいました。

 

↑クレイトスもかなり押された状態でしたが、最後は右ストレートをヒットさせます!

 

 逃げんな!

 

 結局、トールは飛んでどこかに行ってしまいました。両者の戦いの決着は後日に回すということですか。シリーズ中でも戦いの決着がつかずに終わるなんてシーンは記憶にないですね。クレイトスと戦えば、どちらかは死んでしまうといった認識でしたから。このトールとの戦いがイマイチ盛り上がりに欠けるのも、どちらかが死ぬといったハラハラ感が無かったからでしょうね。

 

 残されたクレイトスも、もう体がボロボロ。ですが、彼らが帰りの道を用意してくれました。

 

 ブロック&シンドリ!

 

 前作から登場したドワーフの兄弟ですね。クレイトス達に協力してくれて武器や防具を強化してくれる鍛冶屋を開いています。今作は、これまでと違って仲間が沢山いるのが楽しいですね。

 

 ブロックとシンドリのフルドラ兄妹に導かれて、無事に家に帰ることができたクレイトス。家にはちゃんとアトレウスとミーミルもいました。何かアトレウスはオーディンと外で話をしていたようですが……。

 

 

 アースガルズに招かれたとアトレウスは言いました。どういった意図がオーディンにはあるのでしょうか?ミーミルは話を聞けなかったので、もしかしたらアトレウスが意図的に黙っている内容もあったのではないのかといった疑惑がどうしても出てきてしまいます。

 

 

 

 ゲーム内容という面では、前作からしっかりとブラッシュアップされて、アクションの操作性やアイテム強化の分かりやすさといった部分が改善された印象を受けます。一言でいうと、とても面白い出来になっているので、まだプレイ途中ですが最後まで期待できそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

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