誰もが一度は聞いたことがあるような、特に有名なオペラの曲を紹介していきます。今回紹介するのは、イタリア出身の作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの曲です。
ジュゼッペ・ヴェルディ
ヴェルディはオペラ王と呼ばれるほど、数多くの名作オペラを世に生み出してきました。しかし、そんな彼も日本での知名度はイマイチな気がしてなりません。偉大なクラシック作曲家ベスト20!みたいなくくりで日本のバラエティ番組や本で作曲家を紹介することがありますが、ヴェルディの名を聞くことは意外と多くはない印象です。やはり日本のクラシック界ではオペラは不遇な立場に置かれているのかもしれません。世界的に活躍する日本人歌手が多く出れば盛り上がるのかもしれませんが。
余談はここまでにして、今回もヴェルディの大変有名な曲を3曲紹介したいと思います。当然これらの曲以外にも素晴らしい曲は沢山ありますが、単純に日本での認知度が他とは圧倒的に高いと感じたのでこれら3曲に絞りました。
椿姫「乾杯の歌」
↑第1幕の社交界で歌われる曲。全編を通しても華やかで活気あふれる歌となっています。
まず最初に紹介するのは「椿姫」の第1幕より「乾杯の歌」です。舞台はフランスのパリ、社交界の場で高級娼婦であるヴィオレッタ(椿姫)に恋をする青年アルフレードが思いをはせて歌う曲となります。
少し余談になりますが、乾杯の歌に関して最近見つけたこの動画を紹介しておきます。いわゆる音MADなのですが、何回も聞くほど気に入ってしまいましたね……
名取さな「完敗の歌」
↑ゲームプレイ中の叫び声が、乾杯の歌の出だしに似ていたがために作られた動画。
オペラ曲の音MADは俺得だからもっとやれ。
続いて2つ目に紹介する曲は「アイーダ」からとなります。アイーダで一番有名な曲といえば、やっぱりこれでしょう!
アイーダ「凱旋行進曲」
↑3:16から流れる音楽がとても有名でしょうが、0:46からの合唱の始まりの部分も聞いたことがある人は多いと思われます。
アイーダの凱旋行進曲は、サッカーの日本代表戦などでテレビで耳にしたことがある人が多い曲ではないでしょうか。
アイーダは古代エジプトを舞台とした作品で、この曲は戦争でエチオピアに勝利したエジプト軍を称えるものとなります。作中最もスペクタクルな場面であり、合唱といった音楽だけでなく、バレエや豪華な装飾といった目で見て楽しめるシーンでもあります。
最後3つ目に紹介するオペラは「リゴレット」。このオペラのタイトル自体の知名度は、先に紹介した「椿姫」や「アイーダ」と比べると低いかもしれませんが、「女心の歌」は聞いたことがある人が多いと思いますよ!
リゴレット「女心の歌」
↑ルチアーノ・パヴァロッティによる「女心の歌」。特に最後の歌声の伸びが聴きどころです。
タイトルにもなっているリゴレットとは、マントヴァ公爵に仕える道化師の名前です。この有名な曲は、その公爵が第3幕で歌う歌になります。
マントヴァ公爵は大変好色な人で、この「女心の歌」もそんな公爵の人柄を想起させるような陽気な歌です。しかし、その好色な性格も原因の一つとなり、リゴレットやその娘が悲劇的な結末を迎えるので、自分は素直に楽しい曲として聴けないのですよね……。物語の悲壮さとうまく対比させた名曲だと感じます。
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