SCEからPSで1999年に発売された3Dアクションゲームである「サルゲッチュ」。その続編である「サルゲッチュ2」がPS4で遊べます。と言っても日本では買えず、北米のプレイステーションストアでダウンロード販売しており、そこで9.99ドルで購入しました。

 

↑日本のタイトル画面では「やっぱりサルゲッチュ」の歌が流れていましたが、英語版では別の曲が流れていました。

 

 ゲームの内容は、様々なステージに散らばるサルたちを捕まえるといったものです。このゲーム自体18年前のPS2時代のゲームなので、説明はそこそこにPS4で配信されたこの英語バージョンに関してのレビューを行います。

 

 操作方法や内容はPS2の「サルゲッチュ2」と全く同じです。グラフィックはどうなのでしょう?PS4に合わせて画面映りが綺麗なように補正されているのでしょうか?さすがにキャラクターの顔とかをアップで写す場面ではポリゴンが荒く見えますが、全体的にプレイしていて画質が悪いといった印象は受けませんでした。もともと当時としてはサルゲッチュ2はグラフィックやアニメーションが良かった記憶があるので、今遊んでも古臭さを感じることはありませんでした。

 

 

 

 1.何故か日本語対応のトロフィー

 

 

 プレイを開始して早速最初のサルをゲッチュ!するとトロフィーがもらえました。当然トロフィーはPS4版から新しく登場した要素ですが、何と日本語に訳されていました!日本で配信されていないのにいったいどうしてでしょうか?もしかすると日本でも配信する予定だったのかなとも思ってしまいます。今後日本でもストアに並ぶことを期待してしまいますね。

 ちなみに他のすべてのトロフィーを手に入れると入手できるプラチナトロフィーはこのゲームに実装されていません。ほとんどのトロフィーはプレイ途中で手に入るので、トロフィーコンプリートの難度はとても低いです。

 

 

 

 2.当然字幕も音声も全て英語

 

 

 当然英語版ですので、字幕も音声もすべて英語です。設定で他の言語に変えることもできません。ストーリーや会話が多いゲームでもないうえ、比較的優しい英語なのでゲームプレイの障害にはなりづらいと思います。英語バージョンのキャラクターの会話も日本語キャストに慣れている人なら新鮮です。ただ一言言わせてもらうと・・・

 ピポッチの声がひどすぎる(笑)

 ピポッチというのは、上の画像の左上にいる小さな可愛い赤ちゃんサルのキャラクターのことですが、英語バージョンの声が驚くほど合っていません。何というかおっさんが無理やり高い声を出してこのキャラの鳴き声である「ピポー」と言っている感じがして違和感が凄まじいです。日本では女性声優がかわいらしい声を当てているので、なおさらギャップが大きすぎます。特に言葉を話すキャラではないので、わざわざ外国の人に声を当ててもらわなくてもよかったのではないかと思ってしまう次第です。

 

 いったいどんな人が声を当てているのか気になってしまったので、ゲームクリア時のスタッフロールを注意して見てみると・・・

 

 

 ヒカルやウッキーイエローと同じ声www

 

 やっぱりピポッチの声を当てているのは男性でした(笑)。というより英語バージョンでは同じ人が複数のキャラの声を担当していますね。日本と異なりボイスアクターがスタッフロールの最後のほうに流れるのも面白いです。もとは日本のゲームだからでしょうか?

 

 

 

 3.激レアサル3匹も完全収録!

 

 

 サルゲッチュ2にはウッキーディスクを使い3匹の激レアサルを呼び出すことができます。しかし、現在ではそのディスクは店舗でもらうことはできず、入手困難です。しかしPS4版では2週目に入ると自動的にその激レアサルがステージに登場します!ディスクが無くて捕まえられなかった人はこの機会に挑戦してみては?




評価★★★★☆