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ネプちゃんの便利隊

コロンビアネットのブログです。

(写真はクリックすると拡大します。)

2009.9.16午前中、2時間ほど、北九州にお住まいの安田氏(プロフィルは下記の通りです。)宅を訪問してきました。
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/13sinbunkiji.JPG

2階のお宝部屋も見せてもらいましたが驚きました。
戦後から骨董品の収集家のようでした。子どもさんがいなかったために資金的にも余裕があったようです。奥様も健在でお宝部屋に久し振りに入ったらしく、「以前は足の踏み場はあったのにこんなに集めて困ったものです」とご不満のようでした。
三種の神器(写真は100円玉と比較)と須玖岡本遺跡鏡片を見せてもらいました。(写真添付)
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/14sansyunojinki.JPG


安田さんが戦後はじめた古代史研究の理由はプロフィル添付の朝日新聞記事9 /8抜粋の通り
ですが「戦前、記紀が国家神道の道具に利用されたのは大きなあやまりであった。」は朝日新聞記者の誘導であって安田さんは「年代などに修正を加えれば、記紀の記述から事実が浮かび上がってくる」を強調したかったものと思われます。

以下、事前に準備した質問でインタビューし、お答え頂いた内容について紹介いたします。
Q1.こちらの神武記についての感想、ご意見。
Ans:神武東征は実在していたとの観点で同感。写真では知らないところも多々あり、大変興味を持った。
[それに関連して「神武天皇聖蹟調査報告」編集文部省(1942年)の紹介を受けました。(季刊誌「邪馬台国」1992年49号に掲載)]

Q2.アマテラスについて
Q 1)いつ頃の人と思いますか。
Ans:AC57年前後であり、アマテラスは「漢委奴国王印」をもらった奴国王であったと信じる。キリストの生誕が紀元になっているが、日本のアマテラス生誕が世界の紀元にしてもおかしくないと思っている。(つまりアマテラスの生誕は紀元0年だそうです。)

Q 2)該当墳墓はどこに?
Ans:須玖岡本遺跡

Q 3)スサノウと夫婦ではなかったのですか。
Ans:夫婦ではなく、兄弟でもない。奴国隣接の敵対関係の不弥国の王であったと思う。

Q 4)春日の遺跡調査をしたことが、ありましたか?
Ans:見たことはあるが、調査には参加していない。
[しかし、鏡片研究の中山博士(九大医学博士)とはお付合いがあり、その関係で鏡片が手に入ったようです。(博士の研究冊子は昭和3年に書かれており、それ以前約10年間に須玖岡本遺跡で鏡片を収集研究をやっておられたようです。]

Q 5)春日遺跡がアマテラスの根拠地であった可能性は?
Ans:その通り。

Q3.卑弥呼について
Q 1)アマテラス本家の人と思いますか。
Ans:当時は同盟国の王同士の関係と見るべき。

Q 2)該当古墳はどこに?
Ans:宇佐神宮の近隣の大元神宮が墳墓と思っている。

Q 3)出雲の国との関係は?
Ans:関係がない。出雲はスサノオ(大国主)の行き先が出雲の名前が付いている。福岡の飯塚にもあるし、大和にもある。国譲りの話は奴国出雲(九州の日向)をアマテラスに譲ったと考えられる。(後にアマテラスは孫のニニギをそこに天降らせる。)
島根県の出雲は大国主(子孫)の左遷先の一つで大和(三輪山)にもある。(卑弥呼以前の話)

Q 4)大和の国との関係は?
Ans:当時は関門海峡を武力封鎖し、大和勢力を大陸と交流させないようにしていた。(九州を勢力下に納め、倭国代表として大陸と交流していた。崇神天皇の東征以降で九州勢が大和と拘わってくるものと思われる。)

Q  5)朝鮮との国交はどうなっていたのでしょうか。
Ans:「親魏倭王」の印綬をもらっている位だから、その経路上にある朝鮮とも活発に
交流しているはず。

Q 6)当時の船の情報があればお聞かせ下さい。
Ans:特にない。

Q 4.三種の神器
Q 1)個人所有は問題ないのですか?
Ans:正式には登録されていないので問題はないと思う。(正式に登録されると国宝級の物もあるそうです。)

Q5:伊都国の鏡は大鏡が出ているが、アマテラス関係者ではないですか?
Ans:須玖岡本遺跡(奴国)からは漢式の鏡が出ているが伊都国は皆、国産のものと推定(伊勢神宮の鏡も同じ)され、アマテラスよりも後の時代と考える。

Q6:宗像大社の三女神は誰の娘と思いますか?
Ans:スサノオの娘(母親は櫛名田姫で邪馬台国の王女)

Q7:天の岩戸はどこ?
Ans:奴国内であり、那珂川町の岩戸地区にあると思う。(特定は出来ない。)
岩戸に隠れたのは死んだことであり、次に出てきたのは二世代の天照の登場を意味すると思う。

Q8:因幡の白兎は誰だと思いますか?(冗談の積もりで質問すると真剣な回答)
Ans:多紀理姫で助けた大国主命の奥さんである。鰐は熊鰐族であり、不弥国の人たちを指す。島は宗像の沖ノ島、大島を意味するのだろう。従って場所は山陰の出雲ではない。
熊鰐族は当時、海運で強大な力を持っており、天孫族の奥さんを差出し、大きな拘わりを持って行く。

Q9:ヤマタの大蛇退治は何処?
Ans:邪馬台国(豊前)であろう。”ヤマタ”はヤマタい国から発祥していると思う。近隣を制圧したことを意味すると思う。(成る程、邪馬台国の女王を助け、スサノオの不弥国と多紀理姫の邪馬台国は連合が成立し、九州連合に発展し、卑弥呼の時代が邪馬台国繁栄期とも考えられますね。三種の神器と所属国について安田氏の著書のブックカバーにありましたので下記添付)
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/16bookcaver.jpg

以上、短時間の訪問インタビューでしたが成果が多々あったと思います。
なお、安田嘉治氏の著書2冊を下記に紹介します。
1.「倭人伝古事記の謎が解けた」新人物往来社
2.「九州倭国東遷の謎(日本三国史)」有限会社北九州コピー

また、著書では魏志倭人伝と記紀の謎解きに挑戦されており、邪馬台国及び周辺配置図を作成されており、感心しました。(以下関連図を添付いたします。クリック拡大してご覧下さい。)
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/17douteizu.jpg
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/18douteizu.jpg
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/19douteizu.jpg
http://www.geocities.jp/jp6gfa/kodaisi/amaterasu/20yamataikokutosyuhenkokka.jpg

安田氏の訪問インタビューは稲葉が実施しました。
これからもアマテラス研究を続けますので皆様のご協力をよろしくお願いいたします。