昨日、今日と、わけあって夫の仕事場についていきました。
夫は、つくばの零細企業のお米屋さんで
『精米業務』(とハローワーク求人票に記載(笑))を
2年前からやっています。
せかせかすることが苦手というか、興味がない人なので、
のんびりしてそうなところが良いと言って選んだ仕事。
収入はともかく、理想どおりのとても良い仕事だったそうです。
私も7月までは、ショップ運営の他に本業を持っていたのですが、
退職して8月からはすっかりフリーになりました。
そんな背景があり、お米屋の社長さんから、
私に販売戦略を考えるのを少し手伝って欲しい、
となんとなく打診があったのです。
そこで、拘束はされない程度のゆるさで、
少しお手伝いをすることにしました。
出勤、というよりは、夫にくっついていって
ちょっと手伝っている、というかんじなんですが。
そして、いざお米屋さんについてみると、
夫の言っていた事がよくわかりました。
お茶飲む?お菓子食べる?
と社長から次々にリラクゼーション要素が飛んできて(笑)
3時頃、玄関の前の日陰で、おばあちゃんとおじいちゃんが
おもむろにスイカ(自家製)を切り始め、私達も仕事を中断。
暑いけど、日陰でスイカをかじっていると、不思議とさわやか。
エアコンの下にいるより、気持ちがいいくらいです。
おじいちゃんは、昔の戦争のときの話を始めて、
おばあちゃんが、そんなこと若い人に話しても
しゃんめーよ(方言:仕方ないでしょ)と諫め。
そのうち隣の家のおばあちゃんがやってきて、雑談に入り・・・
4時近くなると、おじいちゃんが『水戸黄門を見る』と家に入り。
私も誘われましたが、さすがに丁重にお断りしました(笑)
到底『職場』と呼べるのかわからない環境ですが、
でもね、そんな中でも夫はしっかり仕事して、
今日のミッションを終わらせているのです。
私も、調べ物をして、販売戦略について
多少考察を重ねる事ができました。
仕事のレベルが低いと言われてしまえばそこまでですが、
『働く事』のやり方、定義、世の中の現状を思って、
色々考えさせられましたよ。
ついこの間まで、普通のオフィスワークをしていた身からすると、
『会社の人』という仮面をかぶって、うまく立ち回っていた
アレはいったいなんだったのかなあ とおもわさるワケです。
昨日、今日のお米屋さんは、そういった
『こうしなければいけない』というルールのない世界でした。
み~んな個人と個人で接して、お互いの仕事に対して
人間として気遣いがあります。
慣れずにきょどっていたら、夫に
『いつもこうだから、あんまり気にしなくていいぞ』
といわれました(笑)
人生の豊かさって、こういうところから生まれるんじゃないでしょうか?
9-17時の仕事を、仮面をつけて死んだようにやって、
プライベートでは生き返る。
そんな風に生きている人が、きっとたくさんいることでしょう。
(プライベートがあるだけ、ましかもしれません)
24時間を全部自分の素顔で過ごせて、
24時間を全部、仕事のような、プライベートのような
ライフワークだと思って過ごせたら。
それが、一番幸せな生き方なんじゃないか。
そんな風に、思いました。
私もまだまだですが、今後はそんな風なスタイルを目指して、
いろんなことを頑張って行きたいと思っています。