農業に興味を持ったのは、つくばのとあるカフェで、
1冊の本に出会ったことが、きっかけです。
それは、ブロードキャスターのコメンテーターで出ていた
玉村豊男さんという方の、『田園の快楽 』という
田舎暮らしのエッセイ本でした。
家庭画報、という雑誌の1年物の連載をまとめたらしく、
各月ごとの農園の様子や、料理、ライフスタイルが
小気味良い文章で綴られていて・・・
4月はハウスで種まき、育苗。
5月~6月は定植。夏、秋は収穫。
採りたての野菜で作る料理と、綺麗な景色と、
各地から遊びに来るたくさんの友達。
趣味で勢いで始めたワイン作りや、絵描き。
素敵な田舎暮らしの様子が、
本当に生き生きと、目に浮かぶようでした。
何気なく取って読み始めた本を、2時間、3時間、
ずっとカフェに居座って、目が覚めたような気分で
読み進めていきました。
私がやりたいのはこれだよ、これ!!!
と、当時の彼氏(今の夫です)に帰ってから
わ~~~っと熱弁して、また一緒にカフェに来て、
本を読ませて。
1ヵ月後には、場所も詳しく調べず長野まで
飛び込みでドライブして訪れ、幸いなことに
玉村ご夫婦にお会いする事ができたのでした。
(ちょっと挨拶しただけですが)
『ほほ、本を見てきました!!!素敵ですね!!』
とまるでアイドルを前にした女の子のようで。
夫いわく、あんなに舞い上がった私は、
後にも先にもこの時しか見ていないとのこと(笑)
それから実に丸4年くらいたって、
あのときの舞い上がった気持ちを、少しずつ
形にしている私達がいます(*^^*)
言いだしっぺは私でしたが、夫もすっかり
農園にはまり、毎日とっても楽しいそうです。
玉村さんと違って、高原の素敵なロケーションとか
人から羨まれるようなオシャレなライフスタイルが
あるわけでは、決して無いけど(笑)
わたし達、本当に幸せだな、と思います(^^)
本で人生を変えるって、本当にあるものなんですね~。