生物多様性とコーヒー生産について | コロンビアコーヒー日和

コロンビアコーヒー日和

ブログの説明を入力します。

HOLA~

FNCのコーヒー専門研究機関、CENICAFE(セニカフェ)ではコーヒーの生産と品質に関わる研究が多岐にわたる分野で行われていますが、「生物多様性とコーヒー生産の両立」もその重要な課題のひとつです。

 コーヒーの生産を落とさず環境保全と持続可能な生産を実現することを目標とし、バードウォッチングプログラムをはじめ様々な自然保護のためのアクティビティが行われている他、コーヒーを他の樹木の陰の下で栽培する「シェード式栽培」は持続可能な生産活動の一例となっています。


 

また、コロンビアではBecolsub(ベコルスブ)というCENICAFEによって考案された節水型の精製機が採用されており、これによって実の精製から洗浄まで、ごく小量の水で行うことができるようになりました。

 

持続性と品質に注目したCENICAFEの研究の中で最も功を奏したのは品種改良の成功でしょう。品質改良の結果、コーヒーノミキクイムシなどの害虫駆除やさび病への抗体をもったカスティージョ種が開発され、現在コロンビアではこの品種への植え替えが逐次進められています。

  

様々な観点からコーヒーの研究を行い、持続可能なコーヒー生産を実現するCENICAFEの活動はコロンビア内外で大変貴重と言えます。

Hasta luego