先程の酒造店でお土産に日本酒を購入した後、高山陣屋に向かいます。

高山陣屋は昭和44年まで一部が地方官庁として使用されていたとか。この造りの建物が官庁だったとは正直、驚きです。


まずは正面玄関を入って目にするのが青海波模様。

平和な時代が未来永劫続くようにとの願いがこめられているそうです。ちなみにこの模様、時代劇などでも目にしますが位の高い人だけが着物で身に付けられる模様だとか。着物の小紋は色々と柄がありますが庶民が身に付けられる柄と付けられない柄があるそうです。


こちらは休憩のための居間。ここからのお庭の景色がとても素敵でした。他にも多数、見所がありますが吟味所は取り調べや拷問をするところでこんなところで正座させられたら痛そうだ…と。拷問された後、冤罪だったりしたら一生恨むだろうなと思いました。


こちらは蔵。とにかく大きくて広く年貢米を貯蔵していた等のレプリカや資料などが展示されています。


高山陣屋を見学の後、有名な中橋でも写真を撮りました。古い町並からこの橋を渡って高山陣屋があります。

普段なら観光客がたくさんいるであろう中橋ですが幸いにも人の少ない時に撮影出来ました。

赤い橋と新緑の緑がとても美しかったです。


一度ホテルに戻り荷物を置いて近くにある飛騨牛が食べられるお店にきました。丸明さんです。


夜は飛騨牛を食べるのがちょっとお高いのでランチを頂きました。こちらの焼肉ランチ税込で¥2,180です。お肉は150g。ちょっと少ないか?と思いましたが充分食べ応えがありました。


切り落としとのことですがこれでも満足。周りは外国人観光客で高級なお肉を頼んでましたけど。

まぁ私はこれでも大満足でした。脂が甘くてとても美味しく頂きました。


飛騨牛を堪能した後はバスに乗って飛騨の里を見学。飛騨の住宅を移築して見学することが出来ます。


本来であれば白川郷に行きたいところですが上高地まで行く予定なので移動ばかりになると考え今回はこちらを見学です。


飛騨の里は敷地内に30棟ほど見学出来る文化財があり実際に上がって見学することも出来ます。


養蚕の為の2階にも上がることが出来ます。縄やツルなどを使って雪の重みなどにも柔軟に対応出来るように造られているのでしょう。本当によく考えられて作られていると思います。


養蚕の様子なども分かるようになってるので2階の見学も是非して欲しいです。

印象的だったのは『女性でも養蚕で頑張れば稼げることが出来て楽しかった』と当時の人の説明文でした。昭和になってからも養蚕は行われていて今は皇后様が養蚕をされてます。日本の経済発展のために養蚕や製糸はとても重要な産業の一つだったそうです。

飛騨の里では体験ものづくりも出来るようなので時間があったら参加してみたかったです。ちなみに思い出体験館は予約なしでも可能です。ただしバスの時間があるので時間には余裕があった方が良いと思います。


夕食は『ちとせ』で焼きそばをいただきました。

17時より夜は開店。地元の方も持ち帰りで買っていかれてます。


頼んだのは『いか肉玉子焼そば』具も大きく食べ応え満点です。18時頃に入店しましたが待つことなく入ることが出来ました。