肌寒い日が続いてましたが、着々と夏になりつつあります。
義理の母からもらったプレクトランサスの花がきれいに咲きました。
去年秋にもらったときは、全く知らない植物でどうお世話したらいいのか分からなかったけど、とりあえず冬場はなるべく暖かいところへおいて、たまにお水をやったりして、分からないなりにお世話したら、ちゃんとお花が咲いてくれました。
きれいなフジ色です
そして夕方5時半ごろに雨の中徒歩で買い物へ行くときに、家の前の道路で出会っていまいました。
これ↓
セミの抜け殻
・・・ではありません。
中身入ってます。笑
雨の降る中道路をノコノコ歩いていたところを救出しました。
安全なうちの庭のハナモモの木にくっつけてあげ、そのまま買い物へ行きました。
買い物から帰って、ハナモモの木を見てみると・・・
いました。
背中が割れてきている!!!
ここで羽化するんだわ!
これはちゃんと見届けなくては!
夕飯の真っ最中、雨の降る中子供たち(7歳娘&5歳息子)と一緒にセミ羽化の観察。
背中の割れ目からだんだん頭が出てきました。
明らかに幼虫の体よりもデカい本体がゆっくりゆっくり出てきてます。
とっても神秘的で神聖な時間が流れていると感じつつも、脱皮する様子はちょっとエイリアンちっくだな・・とも思っちゃいました。
この逆さ吊りのままでしばらく小康状態に。
手足がしっかり固まるのを待っているのかな。
うっすら緑に見えてる部分は縮こまった羽です。
しばらくかかりそうなので、一度家に入って夕飯を食べました。
羽化が始まってから約1時間半、そろそろ体勢が変わってるかな〜と思って見に行ったら・・・
あら!
もう向きも変わって、羽も伸びてる!!!
雨がザアザア振り、さらに風も少し吹いている中、なんとか抜け殻にくっついていました。
そしてこの羽の色!
なんて綺麗なんだろう。絵本で見る妖精の羽みたい。
こんなに青くて透き通る羽の色が見れただけでも幸せな気持ちになりました。
私、てっきりアブラゼミだと思いこんで、これから羽が茶色くなるんだよ〜なんて子供達に教えていましたが、よく見たらこれはクマゼミですね。
幼虫の段階で、大きさで分かるはずですが、最初からアブラゼミと思い込んでいたので他のセミとは考えつきませんでした。
クマゼミだから羽の色は透明。
子供達は途中からちょっと飽きていたのですが、私があまりにも感動するもんだから「ほんときれいだね〜。すごいね!」と一緒に付き合ってくれました 笑
その後、寝る前(夜0時頃)にもう一度見てみたら、セミはまだそこにいて、羽の色が普通の色になりつつありました。
雨はまだザーザー降っていました。
翌朝になると雨は止んでいて、セミはもちろん、抜け殻もなくなっていました。
無事に飛んで行ったのか、それとも鳥に食べられてしまったのか・・・
それは謎のままですが、無事に飛んで行って今頃元気に鳴いていることを祈ります。
〜番外編〜
セミの幼虫にで出会う前日に、玄関で立派なカブトムシのメスにも出会いました。
ここは横浜市内なんですが、うちの裏が雑木林になっているので、かなり自然豊かな感じになってます。
天然のカブトムシに家の敷地内で出会えるなんて
夏を感じた瞬間でした