愛猫脱走!どうしよう!? ④ | 花と緑、ときどき猫な生活。

花と緑、ときどき猫な生活。

大好きな木・草・花、2匹のにゃんこーズ、そして二人の子供。日々思うことを記録として残そうと思います。
それから。。。
ガンにて2017年に66歳で永眠した最愛の母が遺した草花たち。そのお世話日記としても続けられたらいいなぁ。

2020年7月7日(火)

 

昨日のあまりの寝不足と精神的な疲れにより、今朝は少しは眠ることができた。

なので、私の脳ミソが復活し、多少前向きなことを考えられるように。

 

まずは、ポスターだ。

 

前回脱走したときに、発見のきっかけになったのがポスターだった。

チラシはすぐに捨てられちゃうけど、ポスターはずっとそこに貼ってある。

毎日通る道に貼ってあれば、毎日見て、いつの間にか脳裏に焼きついていたりする。

だからポスターは、パッと見て、より印象に残るデザインであるべき、と前回の経験から得ていた。

 

前回の使い古しではなく、今回用に新たに作成し、今夜貼りに行こう。

 

そう思って、仕事開始前やお昼休みにせっせとパソコンで作り始めた。

 

いなくなった日の夜にAmazonで手配した、猫探しに欠かせないグッズであるセンサー付き赤外線カメラもこの日届いた。

 

家の敷地に置いた餌は、数時間でなくなっているため、誰かが食べていることになる。

それがゆうちゃんなのか、他の猫なのかが分からない。

このカメラはそんな時に使うもので、真っ暗闇でもセンサーで生き物を捉え、昼間のように明るく撮影してくれる優れモノ。

 

今日、仕事が終わったら色々設定しよう。

 

昨日よりはかなり冷静になれたので、今後の作戦を考えながら時間が過ぎていった。

 

夕方になって仕事が終わり、息子を保育園に迎えに行って帰ると、ペット探偵の上司さんと思われる人から電話がかかってきた。

 

おそらく50代くらいのおじさんと思われる声。

その人は、今までの猫探しの豊富な経験を交え、「急いで探せばいいというものでもない」

という理論を分かりやすく説明してくれた。納得がいった。希望が持てた。

 

なんとなく、この人は信頼できそう。と思わせるおじさんだった。

そして、その猫探しおじさんの右腕としてがんばっているのが、うちに来たあの若い探偵のお兄さんだそうで、それならこの人たちに任せようと思った。

 

 

猫探しおじさんの話を聞いて少し安心し、息子の自転車練習に付き合ったりする心の余裕が生まれた。

そのとき通りかかる近所の人から「猫みつかった?」と尋ねられる。

 

「まだです・・・。全然姿を現さなくて・・・ショボーン

 

 

近所に住んでいる友達からも

「近くに猫の世話をしている人がいるからその人にも聞いておくね!」

とLINEが来た。

 

娘のクラスメートのママからも、ゆうちゃんが行方不明であることを子供経由で聞いたらしく、「大丈夫?私自治会の班長してるから、この周辺の掲示板にもポスター貼るよ!」

とLINEが来た。

 

みんな心配してくれて、協力してくれて、優しい。。。

ありがたい。。。笑い泣き

 

前回の脱走時は、引っ越してきたばかりで近所に知り合いもいなくて、孤独な闘いだった。

でも、7年経った今はこんなにも味方がいると実感した。

あの時とは違う。

逃げた猫は同じだけど、明らかに環境は変わっている!!!

 

そんな風に周りに勇気付けられつつ、夕食を作っていた。

夕飯を待つ子供達はゲームに夢中。

もう少しでできあがる、という頃、不意に背後から・・・

 

 

にゃーん。

 

 

 

聞き慣れた鳴き声が。

私の背後には勝手口があって、そこは20cmくらい網戸にしていた。

その勝手口の外に、ゆうちゃんの姿があった。

 

 

!!!!ポーン

 

ゆうちゃん!!!

 

間違いなく、ゆうちゃんだった。

 

帰ってきたぁーーーーーー!!!!

 

でも、目が合って名前を呼んだらサッと逃げて、姿が見えなくなってしまった。

 

急いで家にいたユキちゃん(白猫)を2階の一室に閉じ込めてから、勝手口のドアを開け放った。

子供達に「ゆうちゃんが帰ってきたから静かにしててね!」と言うと、

小2の娘が「分かった!じゃあ私たちは2階で静かにしてるね!」と弟を連れて2階へ。

グッジョブ!グッ

 

静かに音を立てずに、勝手口からゆうちゃんが入ってくるのを待った。

 

 

⑤へつづく。。。

 

 

↓勝手口はこんな感じになっていて、少し網戸にしていたところからゆうちゃんの姿が見えた。