ASDの特性が消える
幼い頃は絵本から始まり
小学校に入ると
科学や文学にも興味を持つようになり
本屋さんに行くと
色々な本の前で立ち止まり
動かなくなることもしばしばで
こんなことも有りました
中学になる頃には
歴史物や伝記
小説など
様々な本を
読むようになり
本を手放せなくなりました
このころからでした
自分の生き辛さを俯瞰し
言葉で説明できるようになり
『助けてほしい』と
SOSを出せるようになったのは…
ある里親さんが言いました
『K君は自分のことを言葉で言える
能力があるから良いよね』
『うちの里子は
そんな言葉で表現できないから
どうして欲しいのか
全く分からない』
K君の語彙力は
初めからあったのではなくて
本をたくさん読みながら
ついていった力でした
勉強とか宿題とかは
あまり気にしていませんでした
やらない日も時々ありました
そんな時でも
本だけは手放しませんでした
絵本の力は無限大
その③
想像力が育まれ
感情と思考が豊かになる
ASDは
人の気持ちを理解できない
確かにそんなところも有ります
ちょっぴりロボットっぽいというか…
でもK君の場合
大人になるにつれ
段々その様子が薄れてきました
病院の先生からも
『ASDを感じなくなってきたね』と
言われました
少しずつ
人の気持ちを理解することが
出来るようになったのは
絵本からだったと
感じています
そしてその後に読んだ
数々の本から
人の感情を読み取ったり
知らない世界のことを
知ったりしながら
無かった力を育んでいったような
そんな気がしています

