リッカちゃんのひっこし-0520

職場から帰る途中に、
取引先のお客さんの店舗というか事務所というか、
それらしき場所がある。

そこのお客さんとは、間に人を何人もかえしているので
面識はない。

でも、そこの作業はわりと日常的に発生するので
よく関わっている。

大変お世話になっていると共に、
なかなか返事が返ってこないお客さんで、
作業が進まない事や、
効率の悪い進行が多々ある。

それで、しょっちゅうヤキモキしていて、
またすかー?!
えー?!
みたいな出来事がよく起こる。

で、
はー。とか、ふー。とか思いながら、
区切りをつけたつもりで、
職場をあとにし、自転車で帰っていると、

途中、曲がり角を曲がると
そこにその建物が出現する。

”んもう、ここだよ、ここー!
ここの作業で私は今日も苦しんだぞ~!!”
とか思いながら前を走る。

そして走りながら、
やってはいけないことをしてみたい気持ちになる。


いきなりその建物に入って、

「私は、いつもこちらの作業をさせて頂いてる者ですけどー、
例の返事まだすかー?
てゆうか 今日のあれはあんまりですー。」

とか、言ってみたらどんな事になるんだろう?

そこにいた人たちは、
どんな顔するだろう?

「は?」
「お宅だれ?」

とか言われちゃったりして。
仕事なくなっちゃったりして。


・・・なんて、
しょうもない空想をしてしまう。


それは、学生時代、
朝の全校朝礼で、
校長先生の話が長くてつまんなくなってきたときに、
しょうもない空想していた時と似てる。


月曜の朝から、
ただでさえダルいのに、
校長先生の話が長すぎる。

終わるかと思ったら・・・終わらない。

まだ~?なんて思い始めたときに、
すっごくどうでもいい空想を始めてしまう。

もしここで私が、
突然 頭おかしくなったんじゃないか?
みたいなヘンテコな動きをしだしたら、
周りのみんなはどんな顔するだろう。

「は?!」
「どうした?! 頭おかしくなったか?!」

って、みんな離れて行くかな~?
変なあだなとかつけられるかな~?

って、しょうもない想像をしてしまう。


それは、
やってはいけないことなんだけど、
自分的になんとかその場をしのぎたくて、
してみたくなる衝動にかられる。

やらないけど。
やれないけど。


こんなしょうもないこと、
みんなは考えないんだろうか、
くだらなすぎて、
誰にも聞いたことないことのひとつ。