リッカちゃんのひっこし-0325

もんもん日和が続く 今日この頃。
花粉症は、薬の力でなんとか治まっている。

なので最近は、朝起きたら桜島をチラ見するとともに、
空を見上げて黄砂と火山灰の様子をチェックするようになった。

今朝の桜島は、
雨で灰が流れて山肌が洗ったようにきれいだった。

久々に見たな、あんな感じ。と思った。

最近は黄砂や灰で遠くの山が見えない事がよくある。


黄砂や灰の景色のように、
ぼやーっと遠い記憶を引き出すのが最近のマイブーム。

かなりネクラなブームだな、と思いつつも、
忘れかけた過去まで思い出したりして、
自分的には脳の活性化だと思ってる。


こないだ思い出したのは、
はじめてFMラジオを聴いた日のこと。

幼い頃から仲良くしてもらってる、
母親の友達のおばさん家に行った時のこと。

その家は、当時まだ新築に近い状態で、
二階建ての立派なお宅だった。

大人たちは、
1階でお酒を飲みながら会話を楽しんでる。

子どもたちは、
2階でかくれんぼとかやっていた。多分。

何気なくラジオを誰かがつけたのか、
レコードも聴ける大きなスピーカーから、
ジャズが流れてきた。

それはFMラジオだった。


”何?! この音楽! 
っていうかラジオなのにどうしてこんなに音がきれいなの?!”

それまでAMラジオしか聴いたことがなかった
私の衝撃度合いはすごかった。

二階からだーっと降りて、
おばさんに言った。

「おばちゃん!! あれなに?!
あれがラジオなの?!」

「あー、あれはFMラジオだよ。
AMより音がきれいでしょ。」

「そうなんだ。
ラジオでもこんなにきれいな音のがあるんだ。」

って、その時はすごく驚き、感動した。

そして”JAZZ”という音楽のジャンルを初めて知ったのも、
この時だったと思う。

当時、小学生だった私が普段聴いているような
J-POPとはわけが違う。

低音が響いて、軽快なリズムが
これまで聴いてきた音楽と全然違う。

そうか、こんなラジオと、
こんな音楽があるんだー。

と、子どもながらに感心したことをすごく覚えている。


こうして、時々大人は
衝撃的ないろいろを教えてくれていた。

親だけの影響ではなく、
友達のお母さんや、従兄弟のお兄ちゃんなどが、
私の知らないいろいろを教えてくれる。

その度に私は、”!!”となり、
記憶に深く刻まれていった。

そんな「はじめてものがたり」

自分も、姪っ子の知らないいろいろを
たくさん教えられるかっこいいおばちゃんになりたいものだ。