リッカちゃんのひっこし-0622

身近な人がこの世界からいなくなった時、

車に乗ってても、
電車に乗ってても、
飛行機に乗ってても、

探している時期があった。

飛行機の窓から、
もし、雲の上にぽつんと立ってても、

「あ、ここにいたんだ。」って、
普通に受け入れるから、
いてほしい。くらに思ってる時があった。

受け入れたくなかったから。
もうその人がこの世界にいないことを。。。


そんな日々を過ごしていたら、
思わぬところで出会えた。

夢の中。
いつもの場所。

向こうがはっきり言ってきた。

「これから先、10年後も20年後も、
ずーっと、見てるから。

だから、感謝してもらわないとね!
あははは。」

いつも言う冗談の調子で。
笑って言われた。

目が覚めて、あることに気付いた。

そう言われた時、夢の中で、
目がばっちり合っていたことに。

夢の中に出てくる人と、目がばっちり合う。。。
自分至上、今までなかった。

あれは、遺言みたいなものかな、
私はそう受け取った。


もう少ししたら、命日がくる。

今も見てくれてるかな、

まだ10年も経ってないし、
きっと見てるんだろうな。

私がだらしない感じで過ごしてたら、
上から やいやい言ってるのかもしれないな、

そばにいる時は
わざと聞こえないフリしたりして 怒られたけど、
今はほんとに聞こえなくなった。

けど、こんな時、どうするだろう?
なんて言われるかな。と、
考えれば、自然と声が聞こえてきそうだ。

うまく世渡りできないわたしで、
歯がゆいだろうけど、

これからも見ててね。
怒られながらも頑張るよ。