テレビをつけたら、忌野清志郎さんが映っていた。
今よりも若くて、元気があって、
ライブで沢山のファンに囲まれて、
気持ちE!って何度も歌いながら、
かっこよく踊りまわる清志郎さん・・・
私が、キヨシロウ。という人を認識したのは、
幼い頃だった。
男の人なのに、派手なメイクで、
髪の毛が四方八方に広がっていて、
華奢な体で色とりどりの衣装に身を包んでいるおじさん。
独特な声と独特な歌い回しで、
ステージの上を動き回りながら歌うおじさん。。。
だった。
そんな清志郎さんの、
追悼番組がNHKで放送されていた。
デビュー当時から、現在までのライブの模様や、
トップランナーに出演した時の様子まで、
いろいろな場面を放送していた。
幼い頃、変わってるおじさん。だった、
清志郎さんは、
大人になった今見ると、
一昔前とは思えないほど、
衣装や身のこなしもかっこよく、
たくさんのファンを前にキラキラ輝いていた。
テレビに映る彼は、
素敵な曲をたくさん歌ってくれて、
大切なことを歌詞にのせて、
わたしたちにそっと教えてくれているようだった。
そんな彼のライブを観ているうちに、
涙が出てきた。
特別ファンだったわけではなかったけど、
病気で療養をずっとしている事が、
心のどこかで気になっていたし、
復活して、よかった。と思ったのも束の間、
また療養生活に戻った時は、
彼の精神状態は大丈夫だろうかと、
思ったりした。
インタビュアーに、
「清志郎さんにとってロックとは?」
と聞かれていた。
「僕自身ですね。」
と彼は答えた。
清志郎さん、
天国でもみんなにたくさんのロックを聴かせてください。
そして、いつまでもかっこいいおじさんでいてください。
またね。