リッカちゃんのひっこし-0305

今日、久々にアウェイ食堂に行った。
そしたら、前はいなかった女性の店員さんがいた。

野菜定食をひとつ頼む。
でも、頼んだあとにある事に気付く。

ここの食堂のお客さんは、
ガテン系のお兄さんとおじさんがほとんどなので、

黙っていると、漫画みたいな大盛りのご飯が出てくる。
なので、ご飯(小)を付け足さなければならないのだった。

お店の人は、大変忙しいので、
既に注文を終えてしまっている私からの
熱い視線が注がれても、なかなか気付かない。


そんな中、新しい店員さんだけが、
私のジリジリ視線に気付いてくれた。

「すみません、野菜定食を頼んだのですが
ご飯を少なめでお願いします。。。」

「あ、わかりました。」

新人さんで遠慮がちなその女性は、
不慣れな感じではあったけれども、
一生懸命働いている印象で、快く受け応えてくれた。

しばらくして定食到着。

ご飯は確かに少なめ。
だけど、ここのご飯は少なめが普通の大盛りくらいなので、
大きな器にすり切り一杯。

それはわかっていたのだけど、
その女性が、

「ご飯、多いときは残してくださいね。」
と言ってくれた。

お会計でもその女性が対応してくれて、
何ともいえないいい感じの雰囲気に、

こちらまでにっこりしながら
「ごちそうさまでした。」って言ってしまう。


お店を出たあと、
その人のあまりにも自然な女性らしさに、
完敗してしまった。

自分のお母さんがあんな人だったらうれしいし、
自分が男だったとして、
あんな人が奥さんがだったらうれしい。

決して目立つような、
華やかな感じの人じゃないんだけど、

じっと見守って
支えてくれそうな優しそうなひと。。。

やっぱり女性はああでなくっちゃ、
って思った。

自分が男で、
家に帰ってあんな人がいたら、
やっぱりほっとするもんなぁ、

今の自分みたく、
連日深夜までPCに向かって
ゴリゴリやってるような人よりも、
そっちのほうがいいと思う。


とか思いながら 食堂を後にして
トボトボと力なく歩いた。


でも 仕方ない。

これが自分の立場だし状況で、キャラであり、
私はあの女性にはなれないんだもの。

…けど時々、
いじけてしまうんだよ人間だもの。


<『今日はちょっといじけてみた。』 りかを。>