懐かしいクリスマスの思い出といえば、
幼稚園の時、
サンタさんに裏切られた事件だ。
私と母は近所のデパートへ行き、
(確か鹿屋の寿屋だったはず。)
おもちゃ売り場のコーナーで、
母親に、
「リッカちゃん、今年のクリスマスは、
サンタさんに何をお願いするの?」
と、言われて、
欲張りだったその幼稚園児は、
プレゼントをひとつに決めかねていて、
優柔不断に悩んでいたところだった。
すると、母親がしびれをきらして、
私が見ていたおもちゃのひとつを指さして、
「これでいいんだよね?」と言ってきた。
「うん。」と確か答えたのだと思うのだけど、
私の心の中では、
「これで。じゃなくて、これも。ほしい。」
だった。
で、おそらくプレゼントを確認した母親は
レジに商品を持っていってたのだと思う。
今思えば。
けど、サンタさんを神様かなんかみたいに
イメージしていた私は、
その間、やっとプレゼントの本命が決まって、
そのおもちゃの前で立ち止まり、
心の中で、
「サンタさん、今年のプレゼントは、
これでお願いします。」と、
念じていた。
そして、待ちに待った、
25日、クリスマス当日。
目が覚めると 枕元にプレゼントが。
で、喜んで中身を開けると、
それは 私がサンタさんにお願いしたはずの、
ものじゃなかった。
「これじゃなぁい これじゃなぁい」
私は泣きじゃくった。
母親は、
「え? なんで? これって言ってたでしょ、」
的な事を言ってた。
でも 私は、
「ちがう、ちゃんとサンタさんにお願いした。」
って言い切った。
すると母親は、
「えー! ちゃんと言わないとわからないよー
サンタさんもー!」
的な事を言っていた。
なんで? なんで?
そんな そんな、
サンタさんが間違えるはずはないもん。
と、思っていた。
後々、サンタさんの正体を知った私は、
その時の事をすごく納得したけど、
当時の、幼稚園児の自分には
どうにも納得がいかず、
ずっと なんで? なんで?
だった。
けど、サンタさんからもらったプレゼントで、
一番思い出深いのが
その時もらったプレゼント。
他のはあんまり記憶がないけど、
納得いかないまま、
しぶしぶ遊んでいた、そのプレゼントの
形状や質感は、今でもはっきりと覚えている。
今年は、なんかふと思い出して、
そのおもちゃをネットで検索してみた。
キキとララの”星のおみせやさん。”
という名前で、画像が残っていた。
そうそう、これこれ!
と、すごく懐かしい気持ちで画像を見ていた。
その後、
その幼稚園児はいろんなクリスマスを
いろんな人たちと過ごすのだけど、
サンタさんに裏切られた
そのクリスマスが、
一番印象的な
忘れられないクリスマスになっている。
そのサンタさんだった人の所へ、
今日は行く予定。
今では、自分がサンタもどきに
なったりしている。
今のところ、
「これじゃなぁい」と、
言われた事はないので、
ほっとしてるけどね。(苦笑)