お昼休み。
個人商店なお弁当屋さんでお弁当を買った。
メガネをかけたおじさんは、昭和のCMに出てきそうな顔立ちだ。
「お弁当温めましょうか?」
「いいんですか? お願いします。」
お弁当を温めている間に、
営業時間を聞いてみた。
すると、そこから始まるおじさんのトークショー。
だけど まくしたてるわけではなく、
レンジがチンしてくれるまで、
話を聞いてもいいかな。
と 思わせるような ほどよいトークショー。
朝は6時からだから、
サラリーマンが朝ごはんにサンドイッチを買っていく。 とか、
夕方は3割引になって、
一人分の食事を作るのはしんどい。というような、
年配の方が夜ごはんに買っていく。とか、
添加物が入ってないから
売り切れたら営業終了。とか、
そんな 何も考えずに ふんふん。と聞けるような
ほどよいトーク。
私も「へー そうですかー なるほどですねー。」などと、
相づちを打つ。
そして レンジの温め終了と同時に、
おじさんのほどよいトークショーは、
ぴったり完結した。
何気ないけど すごいタイミングだなぁ。
間の取り方うまいなー。
なんて、感心しながら職場に戻って袋を開けると、
頼んだお弁当以外のものがひとつ・・・
それは、
愛情がこもってそうな、
しろい おにぎり・・・
さりげないなー 昭和おじさん。
おまけつけとくよ。
みたいなこと ひと言も言ってなかったのに。
やるよね~。
また行っちゃうなー あのお弁当屋さん。
やっぱりちいさいお店ならでは だよなぁ。
コンビにではおまけのおにぎりなんてありえないもん。
やっぱりちいさいほうがすき。だなぁ。