齊藤京子「日向坂46に入ってよかったね」両親の言葉に感動…日向坂46が久しぶりにファンと対面
日向坂46初のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」の大ヒット&ロングラン上映御礼舞台あいさつが、11月6日に都内で行われ、潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高瀬愛奈、東村芽依が登壇。ロングランへの感謝を述べた他、2021年1月20日(水)に未公開映像を含めたBlu-ray、DVDが発売されることを発表した。
8月7日から公開され、3カ月におよぶロングラン上演となっている本作。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から舞台あいさつは行われておらず、今回が初めての実施となった。
メンバーがたくさんのファンの前に立つのも久しぶりで、齊藤は「今日は皆さんにお会いできることが本当に楽しみで、皆さんを見てちょっと泣きそうなくらいうれしい」と笑顔。
キャプテンの佐々木は「まさか3カ月も…私たちの初めてのドキュメンタリー映画を長い期間公開してくだっているというのは、それだけ見てくださっている方が多いのかなと実感して、本当にうれしかったです。直接お会いすることはできなかったんですけど、いろいろな方法で皆さんが感想を伝えてくださって、それが私たちの励みにもなったので、やっぱりおひさま(日向坂46ファンの呼称)の力のおかげだなって思いました。本当にありがとうございました」と大ヒットを感謝した。
潮紗理菜のコメントにメンバーから笑いが…?
また、潮も「見てくださった皆さんからたくさん感想をいただいていて、本当に温かい言葉がたくさんあって、逆に私たちがすごく元気をもらって、本当に感謝に気持ちでいっぱいです。今日はこうやって直接感謝の気持ちを伝えることができて、すごくうれしく思っています。本当にいつもありがとうございます」と感謝を述べたが、なぜか他のメンバーたちから「ふふふ」と笑いが。
加藤が「潮さんはいつも話が長いので、『短くしてね』ってさっきスタッフさんに言われていたので、(みんな)心配になっちゃったみたいです」と笑ったが、潮は「だから、今日は長くならないようにちゃんと考えてきたんですけど、(メンバーのリアクションを見て)それでも長かったのかなって不安になっちゃいました」と心境を明かした。
「ひかりTV」と「dTVチャンネル」にて日向坂46ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」が配信されることが決定致しました。
ぜひチェックしてみてください。
■ひかりTV
チャンネル:ひかりTVチャンネル
放送日時:2021年1月6日(水)20:00~22:00
ビデオ配信:2021年1月6日(水)~2021年1月19日(火)
■dTVチャンネル
チャンネル:ひかりTVチャンネル+
配信日時:2021年1月6日(水)20:00~22:00 〔見逃し配信あり〕
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「小坂菜緒のポニーテール」「渡邉美穂がストレッチの先生」日向坂46メンバーが映画の見どころ語る
日向坂46初のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」の大ヒット&ロングラン上映御礼舞台あいさつが、11月6日に都内で行われ、2回目の舞台あいさつには潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高瀬愛奈、東村芽依の他、竹中優介監督も登壇した。
竹中監督は「とにかく現場に通って、そのままの表情を届けたいと思いました。映画の後半になるにつれ、メンバーの素の表情が見られると思います。何度見ても幸せになれる映画を目指したので、ぜひこれからも見てほしい」と映画の見どころをアピール。
潮は「小坂菜緒はいつも髪を下ろしていることが多いんですけど、映画の中でポニーテールをしているシーンがあります。普段は見られない姿なので、そこが見どころです!」と明かし、加藤は「渡邉美穂がストレッチの先生をしているシーンがあるんですが、本当に数秒なので見逃さないでほしいです。カメラを意識していない、私たちらしいシーンだと思います」と語った。
また、イベントの終盤では竹中監督が「潮さんはパワーフレーズを生み出す、高瀬さんは映画のラストシーンで重要な一言を言ってくれた」など、メンバーそれぞれの印象や感謝を伝える場面も。
最後に潮が「来年はもっともっとパワーアップして、皆さんと一緒に約束の地に行けるように頑張りたいです」と、齊藤が「来年はおひさまの皆さんの前で東京ドーム公演ができることを祈っています」と、東京ドームライブへの思いを明かした。
長濱ねるとの初対面シーンも…日向坂46「3年目のデビュー」未公開映像の新場面写真解禁
日向坂46の初のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」のBlu-ray&DVDが、2021年1月20日(水)に発売される。封入特典「ジャケットサイズポストカード集(20枚)」の絵柄が解禁。さらに、特典映像の本編(ディレクターズカット完全版)に収録される未公開映像の新シーン写真も公開された。
2019年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾った日向坂46。彼女たちにとって初となるドキュメンタリー映画が8月に公開された。
デビュ―1年目で「NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)に初出場するなど、大躍進を遂げた彼女たちに完全密着。日々拡大するグループの人気、その裏側に隠れたメンバー一人一人の苦悩、自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、常に危機感を持ち、「日向坂46」としての魅力を探し求める姿を描く。
先輩グループ・欅坂46の存在感に圧倒されながら、自分たちのアイデンティティを模索し続けた“けやき坂46”としての3年間。改名という大きな変化をきっかけに、最大風速で二度目のスタートを切った“日向坂46”。
しかし、その裏側でメンバーたちは大きな壁を乗り越えようと必死になっていた。輝きと苦悩が交錯する彼女たちの記録を収めたドキュメンタリー映像となっている。
日向坂46のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」が、8月7日(金)から全国で順次公開される。
「けやき坂46(ひらがなけやき)」として活動を開始するも、先輩グループ・欅坂46の存在感に圧倒され悩んだ3年間があった。その後、日向坂46へ改名し、1stシングル「キュン」は発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾り、快進撃を続けている。
そんな彼女たちの日々の活動に密着してきたドキュメンタリー番組「セルフ Documentary of 日向坂46」(TBSチャンネル1)チームの手によって映画化。
そんな本作を手掛けた竹中優介監督を直撃。映画の見どころ、こだわったシーン、撮影秘話の他、日向坂46への熱い思いを語ってくれた。
全員で幸せになろうしているグループ
――日向坂46の映画を作ることになったきっかけは?
純粋にけやき坂46が好きだったんですね(笑)。オードリーさんとの番組(「ひらがな推し」テレビ東京)を見ていて、すごく印象が良かったんです。大変な状況なのに前向きに頑張っているグループという業界内でのうわさも聞いていました。
なので、いろんなところで「けやき坂46と仕事がしたい」ってアピールはしていたんですよね。そしたら、映画の話を頂いて。僕は日向坂46になってから密着していたので、過去の映像はお借りしました。
アイドルグループと仕事をしていて感じるのは、やっぱり競争の世界なんですね。結局は(グループ内で)日の当たるところと日の当たらないところがある中、このグループって大人数グループ史上初、“全員で幸せになろうしているグループ”だなと思うんです。
今までいろんなアイドルさんと仕事をさせていただきましたが、メンバーの苦労や挫折を見ていると、こっちもつらい気持ちになるんです。でも、日向坂46はそういうのがないんじゃないかなって。
この子たちは競争ではなく全員が肩を組んで進んでいて、こういうグループならすてきなんじゃないかなと思って取材に入りました。結果、思っていた以上にそんな感じでした(笑)。
日向坂46には意外と人見知りが多い
――SKE48の「アイドル」(2018年)でも監督をされていますが、ドキュメンタリー映画を作る難しさはどんなところでしょう?
大事なのは(メンバーが)素の部分を出すまでの、“カメラを回していない時間”だと思っています。やっぱりカメラを持って話し掛けると構えちゃうんですよね。
SKE48の時はレギュラー番組(「SKE48 ZERO POSITION」TBSチャンネル1)をずっとやっていて(関係性ができているので)やりやすかったですが、やっぱり最初のインタビューとかはすごい距離感のあるインタビューになっちゃって。それをどう崩すかって考えました。
どれだけ素に近い表情を撮れるかっていうのが大事だと思っていたので、カメラを回していないところでの雑談だったり、カメラを回せない所にも行ってみんなの活動を見させてもらったりとか。そういう中でコミュニケーションをちょっとずつ深めていきました。
(日向坂46は)意外と人見知りが多いんですよ。今日も数カ月ぶりにお会いしたんですけど、すでに距離が遠ざかっているような感じがするというか。
なので、まめに取材に行って、素でお話を聞けるようになるまでは、だいぶ時間が掛かりましたね。素のままが一番すてきだなって思ったので、それをなるべく映せるように頑張りました。
先程のインタビュー(メンバーへの取材)で「こういうところは素だよね」って言っていましたが、そういう部分を(カメラの前で)見せてくれたというのは良かったです。本人たちもそう思っていてくれたのならば、この取材はうまくいったのかなって思います。
――メンバーがメンバーに謝るシーンなど、デリケートな場面も取材されていますね。
普通に僕もその場にいました。みんなも僕がカメラを回していることに、さほど気にしないでくれていたので。
デリケートな場面もカメラを持って立っているんですが、そのころには現場にメンバーさんがいて、マネジャーさんがいて、カメラを持った僕がいて。割と自然の状態ができていたので、デリケートなああいうシーンが撮れたのかなって思います。
「全員のシーンで終わる」にこだわり
――新型コロナウイルスの影響で公開日が延びてしまいました。
(内容の)追加はないです。ラストシーンは、デビュー1年目の最後の方に撮った映像で終わりたかったので。
「全員のシーンで終わりたい」というのも、関係者との最初の打ち合わせからそこだけは譲りませんでした。全員がそろってこそのグループだと思ったので、全員のカットで終わると決めていました。メンバーの皆さんは撮影中、どのように使われるか分からなかったと思いますけど(笑)。
今までのアイドルのドキュメンタリー映画よりは、相当ほっこりして終わると思います。
――やはり「全員」がキーワードの一つですね。
キャプテン(佐々木久美)はみんなに支えられているんですよ。センター(小坂菜緒)は後ろのメンバーに支えられている。小坂さんは性格的に前に出る子ではないと思うんですけど、何でセンターとして成り立っているのか。それは、やっぱりグループ全体の中に秘密があると思います。
誰を推していても楽しいグループだし、単推し(一人のメンバーを応援)を作らなくても楽しいと思います。このグループのこの子たちを見ているだけでほっこりするというか。それがこのグループの良さであり、他のグループにはないところですよね。
あと20人前後で活動しているというのも良いところの一つだと思います。一つのファミリーとしてずっとやってきているので。最強の味方がずっと横にいる状態でできているから、この子たちは輝いているのかなって思うんです。
この映画では、本当にそれだけを終始描いているので、結局何のひねりもない映画になっちゃったというか。知らなかった部分もいろいろ出てくるとは思いますけど、結論としてやっぱりそうかって、それを確信づけるものになっています。ドキュメンタリーはうそをついちゃいけないのが最大のポイントだと思いますし。
やっぱり個人的にはラストシーンには注目していただきたいですね。そこに使われている楽曲。ファンの皆さんがいろいろ予想されているんですけど、たぶん誰も当てられないだろうなって。でも、この映画を見た後に納得感のある曲になっています。どんなシーンになっているかはぜひ見ていただきたいです。そこで感じてもらうことが全てなので。
相変わらずですが、久美さんはメンバーに話をしている時が本当にいい表情を見せてくれている。小坂さんは硬いんですけど、日向坂46の話をするとニコニコするんです。本当にグループ愛が強いなぁって思います。なんであんなに前に出たがらないのに、この仕事ができているのか。日向坂46だからあの子はセンターができているんですよね。
やっぱり全員で頑張ってこそ日向坂46なので、なるべく全員に印象的なシーンを残そうと何度も編集をやり直したんですけど、一つ縦軸としてあるのが小坂さんの変化。入った頃から最後のシーンまで、小坂さんの表情の変化は見ていただきたいなって思います。