握手会やサイン会などは、太古の昔からは大げさだけれども、以前から行われていた。

私も大型書店などで行われている小説家のサイン会などは、何度か参加したことがある。

 

AKB商法と言えば、CD特典として握手券がついているに代表されると思うが、この特典販売は秋元康発案のように思われがちだけれども、秋元康は握手券特典などまるっきり知らなかったそうだ、グラビアアイドルが盛んに行っていたことを参考にしてAKSスタッフが始めたことらしい。

 

この握手券商法をシステマチックにしたのが、ソニーからAKBを引き継いだキングレコードの担当ディレクターだった。

これが大当たり、ソニーに「逃がした魚は大きかった」と乃木坂を作るきっかけになった。

 

秋元康のAKB商法と呼ばれる売り方でプロデュースしたのは、「オーディション」「楽曲提供」「劇場公演」「キャンペーン方法」‥などアイドルグループの作り方をパッケージとして売ること。このことが、地方のグループや海外のグループも採用しやすくスムーズに展開しやすくしたことだろう。

 

AKBも国内ではひと頃よりも落ち着いた雰囲気になった感があるし、地上波では冠番組も目にしない。卒業生もかなりの人数になっている模様だ。

 

 

続く