寿限無のきもは早口じゃぁない
江戸時代7歳までは神のうちなんてことばがあるほと子供の死亡率は高かった。
長寿を願って名前をつけることは珍しくなかった。
寿限無のきもはいい立てじゃなくって
親が子に長すぎる名前をつけてしまったくりかえすことで笑わせる話
そんな長い名前をつけてしまう、
子を思うがゆえにつけてしまう子を思うあふれたおやごごろ
こう紐を解いたあかねは高座に座り披露した。
それは玄人の芸。
観客はしばし、あかねの存在を忘れて物語を楽しんだ。
師志ぐまがあかねに出した課題は、
まさにそれだった。
登場人物の心情を、物語の中で登場人物が生き生きといきるさま、
上部だけの形のハリボテの囃ではない求める落語の囃。
あかねが披露する寿限無が終わり、
一生のコメントは、
おまえここはお前がきていい場所じゃあないってわかっているよなあ?
その問いにあかねは右手に握る扇子を握りしめて、
はいと答えた。
あかねの芸、見るものが見るとそこには師志ぐまの芸が宿る。
大会は無事終了しあかねは優勝した
そして優勝者に与えられる一生との座談会へ
一生がまつ部屋に入るあかね
空気がはりつめる
同席する記者たちは、
こんな空気だったけど?と呟いてしまう。
座談会が始まりあかねは口を開いた。
6年前真打昇進の際なぜ破門にしたのか?
