気になっていた映画

「ある男」

 

最後のバーでの二人の会話・・・

そして

 

この写真が伝えていることは???

なんだろ??

 

(妻夫木さん演じる弁護士城戸は国籍を日本に帰化した在日3世、調査したある男Xは戸籍を2回変えている)

 

突然バーで語る・・彼は・・・だれなんだろうか??

という問いを観る者に問うているのかもしれない。

(調査したことを一つにまとめて自分の生い立ちのように語る)

 

 

 

この映画もそうだけれども

どうしても最近観た隣人Xの柏木良子の父(X疑惑をかけられる)が自宅玄関先で‥報道陣に記者会見を開くシーンを思い出す。

戸籍などを持参して・・・潔白を証明しようとするのだけれども・・・。

 

 

 

 

 

考えてみたら・・・

自分を証明することや実存することさえ・・・

 

戸籍や社会的役割からでしか・・・・説明証明することがむずかしい。

けれども・・・はたしてその戸籍や社会的役割などからの

私がどれだけ大切なことなのだろうか?大事なことなのだろかと思うこともある。

 

それよりもその人とかかわった人たちだけが知っていることや体験などのほうがよっぽど大事なことではないのかと思ってしまう。

 

最後にかんがえさせられてしまうのは・・・

ある男のような人たちが

戸籍交換という手段を選択しなくとも

いい社会はいつごろおとずれてくれるというのだろうか??