ふっ~助かった。

 

いつものスーパーで清算するために並んでいた

レジ・・・でのこと。

 

おおよそ数人母が安心する人(パートのおばさんたち)が

いる。その一人の女性のパートさんの所に並んだ。

 

目の前の人が清算しているとき・・・

パートのおばさんの後ろに高校生らしい男性のアルバイトが

訪れた・・・・

 

「交代します」と入ってきた。

 

 

心の中で・・・

「ぇっ」とささやいていた。

「まずい変わってしまう」とささやいていた。

 

 

というのは・・・

母はあまり男性を好まない。

年齢関係なしに・・・・

男性のレジのひとのところには(なるべく)並びたくないという。

 

 

 

そのことをしっているわけでないのだろうけれども

 

・・いつもの女性のパートさん、

素知らぬふりをして私たちの番も対応してくれた。

 

 

心の中で

「ふっ~よかった」と思いながらも

「???」と考えていた・・

 

「????もしかしたら母のことを考えてくれて」

そう思った。

 

安心している人のことろで並んでいるとき

他の店員さんが気を使ってくれてレジを開いても

母は動こうとしないことがある。

それぐらい早さよりも安心が母には大事なこと。

 

 

そして

商品を受け取るとき

そのように思った私は

 

いつもよりもちょっとだけ気持ちを含めて

「ありがとうございます」と話しかけた。

 

 

私たちの清算が終わると

その女性のパートさんは

男性アルバイトと交代した。

 

 

母はこの病を発症してから

人を選ぶようになった・・・

 

そのことを知ってくれている店員さんがいてくれることに

いつも感謝している。

 

そして母と接することで多くの学んでいる。

この安心っていうことがどれだけ大事であるかということを。