「モイストワン」を発売しました。
なんとか寒くなる季節を前に発売できましたが、
商品企画は1年前から始め、
昨年12月から試作品の社内外モニターテストを開始。
2週間程度の使用実感を基に、テクスチャーや
効果実感の改善を重ね、
完成までに、6回の試作品モニターテストと
その後の微調整を行いました。
かなりの時間を費やした苦労策です。
http://www.nitta-biolab.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=120
原料メーカーとして、自社の化粧品原料素材である
オーストリッチコラーゲンを使用しています。
オーストリッチ=ダチョウです。
水溶性コラーゲンは、肌の上でバリアになり、
保湿効果を出すためのもの。
そのため、動物から抽出したコラーゲンの
3重螺旋構造をそのまま崩さずに
肌の上に乗せつづけることが大切なのですが、
その大きな分子のコラーゲンは
熱により変性して崩れてしまいやすい性質があります。
他社でも生コラーゲンといって、要冷蔵のものが
あったりするのは、そのためです。
(当社でも、新鮮なコラーゲンと凍結乾燥させて
使うたびに溶かして使う美容原液があります)
原料由来で比較すると、
その動物が生息している環境と同じ変性温度
(変性温度=熱で変化してしまう温度のこと)
になっており、
オーストリッチ>豚>魚
という順番で変性温度が変わります。
魚が住んでいるのは水温ですので変性温度が低く、
豚は人間の体温並み、
ダチョウは、サバンナや砂漠に住んでいるので
体温が高く、変性温度も40度以上です。
ですので、人の肌では変性しにくく、
バリアー機能を長時間保ちます。
当社が原料素材として行った
人の臨床実験において、
塗布後の肌水分量の変化測定では、
魚、豚のコラーゲンよりも、
オーストリッチコラーゲンは、
高い水分量を示しています。
オーストリッチコラーゲンを使った
スキンケア製品は、ほかにはありませんので、
一度、お試しください。