いつもより、少しゆっくり仕事を…
日曜、祝日は電話連絡も少なく、リフォーム会社のオフィスに間借り
しているコラボレとしては、オフィスに人が少ないので応接などは使い放題。
応接テーブルに制作物を並べて自社ホームページ用の写真を撮影。
今までの制作させていただいたチラシやニュースレターなどを
たくさんある中から選びます。
コラボレが法人化する前に制作していた社内報や、
法人化した頃、立ち上げ企画と制作に関わった
大型ショッピングセンターのフリーペーパーなどなど…
思えば色んな企画、制作に関わらせていただいたなぁ
それぞれの制作物を見ながら、あれこれと思い出しました。
そういえば、今日は成人式。
私の成人式は、任せられた店舗で、
いつもと同じように働きながら迎えました。
その頃は成人としての自覚が全くなかったと思います。
仕事も失敗ばかりで、よく叱られました。
自分は失敗ばかりなのに、先輩や上司は、いつもカッコよくて…
ただただ、そこに近づきたくて、
引き受けては失敗し、失敗しては叱られ…
落ち込むことばかりでしたが、忙しくてどっぷり落ち込む暇もなく…
それでも仕事はどんどん任せてもらい、忙しくて必死でした。
その頃はバブルの絶頂期、よく遊び、よく呑みました。
失敗した時に背中をたたいて励ましてくれた同僚、
先輩や上司に見守られながら、
少しづつですが…
自分にとっての仕事とは?
お金をいただくとは?
大人とは? に向き合い感じ始めたのはこの頃です。
話は変わりますが…
矢沢永吉は高校卒業と同時に上京。20代前半にキャロルでデビュー。
上京から10年で当時の長者番付1位に。今も現役。武道館でやっている。
なんと、今年65歳。
また…
若干17歳でデビュー、22歳で人気ミュージシャンの仲間入り。
イギリスからアメリカ、ベルリンへ拠点を移し
33歳の時にまたアメリカへ…「Lets dance」を大ヒットさせる。
その後次々と新しい音楽を生み出し続けるが
しばらくの間、新たなリリースがなくなる。
突然66歳の誕生日に新曲を発表、
リリースから24時間で27か国のiTunesチャート1位に
69歳の今年、1月8日にアルバム「Black star」をリリース。
本日1月10日…18ヶ月の闘病の末、死去。
私が聴いた初めてのデビッドボウイは、中学生の頃。
「MTV」や「Best hit USA」でやってた
「Modern Love」のPVが、カッコよくって好きだった。
世の中には、たくさんの仕事があって
政治家やミュージシャン、アーティスト…や、
食に関わる仕事をする人、
会社の数字を管理する人、介護に関わる人…。
その仕事が好きでやってる人ばかりじゃないが、
やっていることには役割があり、
その役割に向き合い続けることが、本当の意味の大人の責任であり、
その責任を全うすることや、しようとする姿が
カッコいいポイントなのだと感じる。
今日は成人の日。
自分の役割に向き合い全うする。
そんな大人の後ろ姿が、やっぱり「カッコいい」と思うのです。
私はそんな大人の後ろ姿をたくさん見てきました。
目の前の先輩や上司、テレビの中の憧れの人…
そして…デビッドボウイありがとう。
コラボレ 藤田