安楽死と尊厳死の違いって何? | コリンのブログ

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「膵腺房細胞癌」でこのブログにたどりついた方がいましたら、2014年5月20日以降の「お母さん」というテーマで書いてます。

※ 以下の文は「YAHOOニュース」をコピーしました。
10/1(火) 23:32配信

共同通信

 「安楽死」を扱った6月放送のNHKのドキュメンタリー番組が自殺を肯定する内容で、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされたとして、障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議申立書を送付したことが1日、分かった。

 番組はNHKスペシャル彼女は安楽死を選んだ」。重い神経難病を患った女性が、スイスに行き安楽死に至る姿を追った内容だった。

 

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おはよヒヨコおはよヒヨコ

今から書くのはコリンの個人的な意見です。

誰かを傷つけるつもりは全くないです。

 

朝一でネットニュースを見てたら、上の記事を見つけました。

コリンはHNKの番組を見なかったから詳細は分からないし、日本自立生活センターの真の趣旨もわかりません。でも、コリンはスイスで安楽死を選んだ女性の考えを支持します。彼女が死に直面したとき、いかに自分の死と向き合い、同時に生きる事と向き合ったのか、そして命を考えたのか推測できるからです。

日本の法律では「尊厳死」を認めていないから批判されがちで、ついつい自殺と比較されがちだけど、コリンは自殺とは全く別物であり、彼女の選択は誰も批判できないと思います。

日本自立生活センターがBPOに審議申し立てをした理由が、もし「議論の場をもっと設けたい」という事であれば、賛成です。でも逆に「この内容を放送して良いか悪いかはっきりさせる為」であれば、反対です。この問題に関しては、今はまだ答えを出す時ではないと思うからです。万が一「テレビでこういう内容をやってはいけない。」「尊厳や命が脅かされた」という誤った方向で結論づけられたら、もともと視野の狭い日本人はますます視野を狭めてしまう。コリンはそれではいけないと思うのです。今回のテレビの影響で「尊厳や命が脅かされた」と感じてしまうなら、そう感じさせてしまう社会の構造や人々の考え方そのものが悪いと思うのです。尊厳死の問題に関しては、様々な方向から、全ての世代間で、もっともっともっともっと議論されるべき内容だと思います。「見なかった、聞かなかった、人からどう思われるか気になる・・・」としてフタをしてしまってはいけない問題だと思います。毎日が健康で幸せで過ごしていると、こういう話題には興味がないのも事実だし、自分の命が何らかの原因により脅かされる状況に置かれるまで人はなかなか「命」を考えたりしないけど、今回のNHKのような番組は私たちに「問題を提起」するものとして大いに放送すべきだとコリンは感じました。誰でももっと命を考えるべきだと思います。

逆になぜ考えないのか、コリンは不思議にも思います。