残念なこと <その③> | コリンのブログ

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「膵腺房細胞癌」でこのブログにたどりついた方がいましたら、2014年5月20日以降の「お母さん」というテーマで書いてます。

さてさて、フランス語に関する残念な最後のネタ汗

 

クラスの人にテキストを貸した。

それも、3冊・・・

返ってこねー爆弾

しかも奴とは連絡とれねーメラメラ

 

あのね、4月の終わりに10代の若い男の子にテキストを貸してあげたんだ。その子は夢を叶える為に留学するって言ってたから、コリンは「すごいな~、偉いな~」って母親目線で応援してたの。

だから、「テキストを貸して下さい」って頼まれた時、何の迷いもなく貸して、更には「これも必要になるだろうからコピーした方がいいよ。」って全部で3冊貸したんだ。1か月くらいで返してくれればいいからって言ったら、彼は「コピー取ったらすぐ返しますよ」って返事した。

 

それ以降、学校に来てない。

事務の人に確認したら、忙しくて学校は辞めたとのこと。

メールを入れても、音沙汰なし。

今、事務所から直接連絡を入れてもらうようお願いしている。

 

「貸したものは、あげた事と思え。お金でも何でも、貸したものは返ってこないと思って貸せ。これ鉄則。」

 

確かに、よく聞く話だよね。

ありがたいことに、コリンは別の友人にテキストを借りて、コピーを取ることができたので、授業は参加できます。事務所の方に聞いたところ、彼がテキストの貸し借りで問題を起こしたのは、これで2度目だそうです。

 

そこでコリンが感じたことは、「憐れみ」でした。最初は、騙されたと感じて悔しかった。でも、テキストはまた買える。そして友人に借りてコピーできる。問題ない。

 

でも、その男の子には「盗み癖」がある。

見た目はごくごく普通。何らかの障害を持っているわけではない。ただ、善悪の判断に問題がある。そういう世界に生きている。

コリンからすれば、このさき彼が生きる社会では通用しない事を思うと、「憐れむ」こと以外できないと思いました。