おはよ
母が入院している緩和ケア病棟では、午前と午後に、ボランティアの方が無料でお茶を出して下さる。コーヒー、紅茶、お茶、かき氷、甘酒、お汁粉から好きなものをリクエストできる。母は、午前にかき氷、午後はお汁粉を楽しみにしている。
トイレに自力で行ける。でもそれ以外の時間はベッドで横になっている。何も禁止されてないので、動けるならもっと起きて動いて構わないのに、「気力が湧かない」そうだ。
本当は、気力を湧かせるように、いろいろアドバイスすべきなのかもしれない。でも自分に置き換えてみた時に、どんな言葉が響くというのだろう。虚しさが残る位なら、何も言わないという選択を今はしようと思う。
寂聴さんの法話集を聞いて、面白い話に笑顔を浮かべながら寝てる母を見れるだけで、最高に充実した時間を送れてるじゃないか