私が、今のコンサルティング会社に入った頃は、
まだ、株式会社ではなく監査法人系の会社でした。

そのときに、なにやら英語で書かれたわけのわからない書類にサインさせらたのですが、
その書類には、『顧客の株式を売買してはいけない』 ことが書かれていました。

監査法人は、会社内部の情報を市場でオープンになる前に知ることができるので、
わかるような気はしたのですが、コンサルティングはあまり関係ないように思いました。

しかし、

『コンサルティングのプロジェクトでは、
その会社内部のクローズな情報を知ることができ、
さらに、その会社の価値を上げることも下げることもできる
守秘義務を守るのはもちろんのこと、
顧客の株式の売買は行ってはいけない』

と言われました。
確かに、そのとおりだと思います。
プロジェクトによっては、
コンサルタントは知っているが、
従業員は知らない情報もあるのではないでしょうか。

顧客が他社と差別化するためのITなどを入れるとしたら、
それは、とんでもなく内部情報です。
本番稼動までは絶対漏らしてはいけない情報ではないでしょうか。

本当かどうかはわかりませんが、
戦略系のコンサルタントは、
家族にも顧客の名前を言ってないという話もあります。


前の会社にいるときには、
守秘義務っていうものがあるから顧客名を外で言ってはいけないんだな。
とくらいにしか思っていませんでした。

今では、” 顧客の株価を動かすくらいの仕事を成功させたい ” と思っています。

少し、話題遅いですが、
「日本昔ばなし」、また始まるようですね。
子供の頃はよく見てました。
いい番組ですよね。

「ITプロジェクト版昔話」とかもあってほしいです。
ITはそんなに古くないので”昔”になってないですが・・・。

「プロジェクトX」もよいのですが、話が少し大きすぎる。
ちょっとした席で語り継がれる 「ITプロジェクトのいいお話。」

プロジェクトの成功や失敗を分析した本はよく見かけますが、
読まない人は読まないですし、科学的なので感動がない。

いい話には、科学はいらない。
『話す人』と『聞く人』との感覚だと思います。

リーダーからメンバーへ、
その後メンバーがリーダーになったときには、またそのメンバーへ・・・・・・。


やはり、いい話は語り継がれるべきものですね。


先日(といっても1ヶ月以上前ですが)、週刊ダイヤモンドを読んでいて、
『佐藤琢磨の飛躍の秘密は突出した穏やかさ』
という記事がありました。

彼は、自動車レースの最高峰、F1のレーシングドライバーです。

レースではアグレッシブなドライビングを見せて私たちを魅了してくれますが、
車を降りればに常に 『笑顔』 です。
マスコミにも、チームのメンバーにも。

そんな彼のファンは多いのではないでしょうか。
私も妻も、そのファンのうちの二人です。

彼をはじめに知ったとき、F1暦16年の私ですが、
初めて『こいつなら勝てる』と思いました。

記事の中で、彼の強さは、
『闘い、競い合う中で感情の高ぶりをコントロールし、
 コントロールできないマシーンにいらだちを感じず、
 穏やかに自分を出し切る心の力』

であり、その穏やかさの現われとしてあの 『笑顔』 があるというのです。

すごく納得でした。
自分は、自分の感情の高ぶりをコントロールできないときもあり、
まだまだ未熟だなと思い、反省です。


また、
「穏やかでいる人の共通点は、
 奪い取る喜びよりも与える喜びを自分の原動力にしている人であり、

 相手の心のエネルギーが豊かになるように自分にできることを与えようとする。
 思いやりだったり、感謝だったり、優しさだったり、愛だったり、応援だったりを
 惜しげもなく与えることが自分の生き方の中にある人」

とありました。

これも納得。
今の自分はそういう人間だろうか?
少しでもそういう人間になりたいです。


皆さんのプロジェクトの中では 『笑顔』 はありますか?
奪い取る喜びよりも与える喜びを自分の原動力としていますか?
そして、穏やかでいますか?

朝の挨拶や、お昼休みの雑談だけでもよいと思います。
プロジェクトのメンバー全員に 『笑顔』  があれば、
みんなそれぞれが、ほかのメンバーを思いやりながら、
力強くプロジェクトを進めることができるのではないでしょうか。


これからの厳しい社会の中で、もっとも大切なもの。

それが 『笑顔』 なのではないでしょうか?


佐藤琢磨も、きっと遠からずF1で優勝し、子供たちに夢と希望を与えてくれることでしょう。


週刊ダイヤモンドに掲載されている記事が、以下のURLにありました。
http://www.doctor-tsuji.com/press/diamond003.html

(トラックバックステーションより)

私もチーム・マイナス6%です。


もともとエアコンが苦手なので、夜は必ずエアコン止めています。
窓を開けて扇風機がベストです。

うちの実家は田舎なのですが、ほとんどエアコン要らずで、夜は窓を開けて寝ると寒いくらいです。
都会のこの暑さは、土ときれいな川がないのが原因だと勝手に思っています。

ここ数日、窓を開けて寝てると、セミの鳴き声ではなく、コオロギの鳴き声。
暑い暑いと言いながらも、もう秋が近いんですね。


人は自然があってこそ生きていけるものだと思います。
このまま自然がなくなっていくと・・・・・。

一人一人の 『私にできること』 で、
自然とともに生きていきませんか?
ビジネスカテゴリのトラックバックステーションに『ビジネスマン必見のビジネス本』というお題があったので、ご紹介します。

あえて1冊あげるとすれば、
『イノベーションのジレンマ --- 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき ---』
です。


仕事は顧客第一だと言われますが、
この本の中では、既存の顧客のニーズを追求しすぎてはならない。
ということを説いています。


優秀な経営者は、既存の顧客のニーズを満たそうとし、
既存の顧客からの需要が高い製品に投資を集中する。

いたって普通な判断だと思われます。
しかし、一見妥当なこの判断が優良企業を破滅に追いやるというものなのです。


本の中では、破滅に追いやられた大手優良企業を分析した結果、
「行き過ぎた既存顧客ニーズの追求は、新しい技術への投資判断を狂わせる危険がある。」
とし、この危険な意思決定構造の理由を上げ、そのリスクを回避する方法を説明しています。


次々とイノベーションが起こる業界の方はもとより、
安定した業界の方にも是非読んでいただきたい一冊です。


クレイトン・クリステンセン, 玉田 俊平太, 伊豆原弓
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

みなさん、夢中になれる趣味もってますか?

この業界に入る前は、趣味なんかする時間はないと思ってました。
勉強、勉強の毎日だろうと。

しかし、この業界に限らないと思いますが、

本当にできる人は必ず夢中になれる趣味を持っているんです。
それも、半端じゃないハマリようで。


趣味に関しては、皆さん積極的になりませんか?
自主的にコミュニケーションを取り、自主的にリスクをも負う。


趣味は、ストレスの発散という重要な意味もあるのでしょうが、

できる人は、
そのエネルギーを、
その趣味で学んだことを、
無意識のうちに仕事に活かしているのではないでしょうか。


皆さんも、夢中になれる趣味を見つけ、そのエネルギーや経験を仕事に活かしてみませんか?
仕事もプライベートも充実すると思いますよ。

Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 08月号 [雑誌]

 
ハーバードビジネスレビューの8月号(現在売っているもののひとつ前の号です)に『先行者利得の真実』という論文がありました。


最近、”早く始めたものが勝つ”と言われていますが、必ずしもそうではないようです。


この論文の中では、

先行者利得は、「技術進歩」「市場の拡大」2つの要因に大きく左右され、それぞれで必要な経営資源も決まってくる。


先行者利得が得やすいものは、
技術進歩が遅く、市場の拡大が早いもの。
市場主導型】


逆に得にくいものは、
技術進歩が技術進歩が早く、市場の拡大が遅いもの。
【技術主導型】


そのほかにも【平静型】と【激動型】があり、それぞれで成功するための必要条件、得られる先行者利得の性質(長期的なものか短期的なものか)が決まるとしています。



みなさんも、自分が得意とする技術に当てはめてみてはいかがでしょうか。
あなたの得意とする技術で、先行者利得は得られそうですか?



ちなみに先日書いた"LEXUS"ブランドは、自動車産業の中での高級車市場。

技術進歩も、もうそれほど早くなく、市場の拡大もあまり早くないので、【平静型】といわれる分類になると思われます。

これは、長期的な先行者利得が得られる可能性が高いようです。

日産の "Infinity" 、ホンダの "Acura" に先行して日本市場を開拓するので、「先行者利得が得られるはず!」と思いましたが、すっかり大切なこと忘れてました。


日本の高級車市場は、すでにヨーロッパ車がブランドを確立している。という事実。


この、【平静型】の既存企業の牙城を崩すには、資金力はあまり関係なく、それ以上のブランド力が必要なようです。

世界的なブランドを確立したいTOYOTAとしては、避けては通れない道のようです。
いよいよTOYOTAが日本でLEXUSブランドを立ち上げますね。

外車に乗る方は、おそらく外車に”ステータス"を求めているのではないかと思います。
”ステータス”とは辞書で引くと”社会的地位”。

LEXUSはこの"ステータス"を、現行車種の豪華版で築き上げる必要があります。
相当大きな挑戦になるのではないでしょうか。

うちの近くにも、LEXUSのディーラーが着々と出来上がってます。
外装、内装ともに相当豪華です。
少なくとも気軽に入ることはできないですね。

この気軽に入れない雰囲気。
そして、通常のディーラーでは受けられないようなVIP待遇。
高級ブランドの雰囲気は十分です。

ただし、日本製の高級車。
日本の富裕層が、これをどう見るか。

現在TOYOTA車に乗っている富裕層はLEXUSに移るかもしれません。
しかし、問題は現在外車に乗る富裕層です。


これからのTOYOTAの絶妙なブランド戦略に注目です。



チェスター・ドーソン, 鬼澤 忍
レクサス~完璧主義者たちがつくったプレミアムブランド

ブランドは、一度失うと取り戻すことは非常に困難です。


コンサルティングの世界でのブランドは個人そのものです。


どこかのプロジェクトで信頼を落とすと、他のプロジェクトから声が掛からなくなります。

逆に、プロジェクトの成功に貢献し、『お客様』の信頼を得ることができると、いろいろなプロジェクトで声が掛かるようになります。

信頼を得ることを続けていれば、いろいろなプロジェクトで仕事をすることができますし、『お客様』から声が掛かることもあります。


『お客様』の信頼を得る仕事をし続けることが大切なのです。


これは、すべてのビジネスの世界で、これまでもずっと言われてきたことです。

しかし、この基本が一番大切なのです。

迷ったとき、成果が出ないときには、基本に返ることをお勧めします。


結果は必ず後からついてきます。
皆さん、自分のペースで仕事してますか?

”自分は、あまり能力がないので、何日も徹夜しなければ。” と思って無理して仕事してませんか?
プロジェクトマネージャの方も、メンバーに無理を言って仕事させてませんか?


よく、”仕事は気合だ!” と言う方もいますが、私はそうは思いません。


プロ野球の選手でも、無理をしたら故障します。
サラブレッドも、無理をしたら骨折します。


無理をして仕事をする(させる)のは、一番よくないことです。


『一流』の仕事をするためには、ベストコンディションで仕事をする必要があるのです。



コンディションは、まずは自分自身で整える必要があります。
それに加えて、周りの人がコンディションを整える手助けをしてくれれば、その人の本当の能力が発揮されるのではないでしょうか。

例えば、プロ野球の選手は、自主トレで自分の練習メニューを考えコンディションを整えるとともに、その奥さんは選手の健康を考え食事を作り、コーチはそれぞれの選手に合ったアドバイスをして、その選手のベストコンディションを作る手助けをしているはずです。


プロジェクトメンバーは、自分のペースを考えコンディションを維持し、プロジェクトマネージャーは、メンバーそれぞれに最適な環境で仕事をしてもらうということを心掛ける必要があるのです。