IFSを学び始めています。


IFS(内的家族システム)とは、自分の心は1つではなく、様々な副人格から成り立っていると捉えます。

大きな家の中に、家族のように沢山の人(パーツと呼ばれます)が住んでいるイメージです。

そしてそのパーツたちは、入れ代わり立ち代わり、出たり隠れたりしています。


「今度、アレをやってみたいな」と新しくチャレンジしたいパーツもいれば、

「ダメダメ、また後悔するよ!」と足を引っ張るパーツもいたり。

「あの時あいつがああ言ったせいだ!」と他人を責めてるパーツもいれば、

「嫉妬されたらイヤだな〜」と脅えているパーツもいるかもしれません。


IFSのアプローチでは、自分の中のどんなパーツも歓迎し、そのパーツたちと対話することで癒しのプロセスが進んでいきます。

普通に友人と話すように、自分の中のパーツたちと会話を進めていきます。


そして、「なんでいつもこの感情が、出てくるんだろう?」というパーツとゆっくり対話してみると、パーツ自身が

「こういう理由があるから出てきているんだよ。」

「こういう不安からあなたを守るためだよ。」

「〇歳のときのあなたのためにやってるよ。」

と教えてくれたりします。


「最初イヤだったけど、悪いやつじゃなかったんだな。」

「こういう理由があって、私のことを守りたくて、出てきてくれてたんだな。」

と気づくことができます。


そうすると、また次に出てきた時に、パーツに乗っ取られず、少し落ち着いて距離を置いて、対話することができるようになります。

「ふむふむ、今はこのパーツが出てきてるな。。なるほどなるほど。。僕の中の傷ついたインナーチャイルドは今どうして欲しいだろう??」

そして、今までと違う行動を取ることができます。

パーツの意図や痛みに寄り添い、共感することで、

自分の内側で何かがシフトし、癒しや変容がおとずれます。

そんな効果のある療法です。


IFSセラピーでは、傷ついた部分を癒し、精神的なバランスを回復することを目的としています。


原因のわからない「生きづらさ」や漠然とした不安に寄り添うのに適したセラピーだと感じています。


2024年の9月まで、月1のペースで学んでいきますが、得た知識は「ここ・から レジリエンス 神経育みプログラム」の中に反映されていきます。


発達性トラウマでお悩みの方にとってもサポートになると思います。



よろしくお願いします。




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