手にしているのは、ソマティック・エクスペリエンシング®という、世界最新のトラウマ療法の1つの、上級コース前半の修了書です。
学び始めてようやく3年目、残りわずか半年です。
と思うと、なんか寂しいですね。。
コロナの影響もあり最初の2年間はオンラインで開催、そして今回ようやく、受講生の仲間、アシスタントさん、講師や通訳の方とリアルでお会いすることができました。
パソコンの画面で見るイメージより実際は大きい人、小さい人がいるのは面白いです。
僕はだいたいそのまんまだと言われました。。
テキストの冒頭文の1部を紹介させていただきます。
「深刻なトラウマ歴を持つクライアントの多くは、身体的、感情的な痛みや人間関係の痛みのためにセラピーを受けに来る。彼らは自分が自分である気がしなかったり、原因不明の身体症状に加えて不安や鬱を訴えたりする。彼らの症状は彼らの人生を台無しにしているが、その症状は大抵単一ではなく、複雑に絡み合った問題や症候群を持っている。。。。」
今回は、特にこの症候群(シンドローム)のような非常に混乱した生理システムに働きかける技法を学びました。興味深かったのは、この一見複雑に見える生理機能に働きかけにつかわれる技法は、根本的にごくシンプルなものでした。
キーワードは、「less is more」
一気に大きく変容させようとするのではなく、
ほんの少しの介入で、結果的には大きな変容をもたらす、という意味です。
クラニオ・バイオと共通するテーマもあり、興味深く聞いていました。
練習の一環で自分のトラウマにも取り組むのですが、
僕のテーマは「自分の思いを口にして伝えること」「枠にとらわれ過ぎないこと」などを取り上げてみました。。
それぞれ、子どもの頃に母親に共感してもらえず気持ちを伝えることをあきらめてしまったことや、狭量な母のひざ元で遊ぶときもきっと時間や空間やその他いろんな「枠」の中に閉じ込められていたこと、などをなんとなく思い出しました。
「身体の感覚」として覚えているものなんですね。。
それを感じていると、不思議と、内側から沸き起こってくる癒しのエネルギーみたいなものに満たされて、繊細な「光のまゆ」に包まれているような感覚がしました。
安堵感に満ちていて、そのままの状態でも十分心地よかったのですが、プラクティショナー役の方のお声がけで、まゆを「内側から広げてみる」ということをやってみました。
自分の手で、外に向かって押し広げていくのですが、一押しごとに祝福の恍惚感に包まれる感じでした。
粒子の振動が全身の細胞に沸き起こり、自然に涙があふれ出る。。
今まで、知らない間に関止めていた微細エネルギーが身体の内、外に流れ始めて、
「今、ここ、に満ち足りている」そんな状態にくつろいでいました。
まるっと、統合された感じです。
仲間に感謝です。
ありがとう。
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