セッションでたくさんの人が体験される、あの静かな場所。。。
クラニオの用語でダイナミック・スティルネス(動的静止)というのですが、あの場所がなんなのか、
なにがなされるところなのか、インドの賢人の言葉を借りてちょっとまとめてみました。。
あらゆる自然法則を生み出す基盤
大木も、昔は米粒にも満たない種子でした。種子の中を観察すると胚があります。さらに深く胚を見つめていくとそこにあるのは「空」です。人間にも同じことが言えます。
無限の組織化能力
銀河系や星の動き、季節の循環、ひとを含む動植物の生体リズム、創造されたものはすべて、オーケストラのように全体と調和しています。
内側はしっかり目覚めている
この場はまったく眠ることなく、いつも活発に働き、表面は静かでも、内側はしっかり目覚めています。純粋な気づきの場です。きちんと注意を払っていれば、あらゆることが可能になります。
無限の相互関連性
人体では1秒ごとに60億もの反応が発生していると言われていますが、どの反応をとっても、ほかの全ての反応と無関係には発生していないのです。
完璧な秩序
表面がいかに混乱しているように見えても、そこでは常に秩序が保たれています。
無限の活力
静寂でありながら、この場にはあらゆる可能性を創り出してくれる無限の活力が秘められています。沈黙に深く入っていけばいくほど、逆に活力が溢れ出てきます。
無限の創造力
スーフィー教徒のルーミーはかつてこういいました。
「私たちは何もないところからつむぎ出され、塵のように星をばら撒きながら生まれてくる」
純粋な知性
創造する際に働いているあらゆるものに関する知性の場です。
境界のなさ
ここでは、空間と時間は無限です。自分と他人の境界線もありません。非二元性の場です。肉体を超え、純粋な意識として存在しうる場です。
完璧なバランス
あらゆる創造物の中では、バランスが保たれています。
自給充足
ここでは、外からの助けは何1つ必要ありません。必要なものはすべて、ここにあります。ここに戻ることで何度でも何でも創造することが可能です。
あらゆる可能性
自分で想像できることはもちろん、想像の限界を超えていることさえ実現することが可能です。
無限の沈黙
無限の沈黙の中には、無限の活力が秘められています。
調和
宇宙のオーケストラです。
進化
全てのものが、よりよい状況へと進化しています。私たちは「存在」しているだけで、より高い意識状態へと発展しているのです。そして、この真実に気づくことで、より早く進化していくことができます。
自己照会
自身を見つめなおす場です。
無敵
聖域です。
不滅
無敵であるがゆえに、なくなることはありません。
姿を見せない
あらゆるものを創造する源であっても、それを「見る」ことはできません。
育てる
創造したものすべてを養い、育てていきます。
結びつける
1つ1つをほかのすべてと結び付けていきます。
単純さ
拍子抜けがするほど、シンプルです。
清める
そこでは、触れるものすべてを浄化します。浄化するとは、元の姿に帰ることにほかなりません。
自由
本来の姿です。愉快で、執着心がなく、不滅の魂のことです。
至福
至福と幸福は別のものです。幸福になるにはある対象が必要になりますが、至福にあるためにはなにも必要としません。そこでは、ただ在るだけで、至福にあるのです。
このことを、ある人は「空」といい、ある人は「宇宙」といい、ある人は「ブラフマン」といい、ある人は「さとり」といいます。
多くの人が何十年もかけてこの境地へたどり着こうとしますが、クラニオ・バイオのセッションでは、
ベッドに数十分横になってるだけでいいんです。
とても面白い世界だと思います。
クラニオ・バイオのことを頭骸骨矯正と思われている方もいらっしゃるとおもいますが、、、
それだけではないんですよ~~。笑
もちろん、「空」にたどり着くまでにいろいろな旅を経験される方もいらっしゃいますが。。