飼い主の趣味はのひとつは犬の群れの観察
土曜日のこと
その日はリビングにお布団を敷いてみんなで寝ていました
真夜中、少し眠りが浅くなったころ
カチカチと足音で目が覚めました
エミリがトイレに入り用を済ませたあと
私の横を通って廊下の方にトトトと歩いて行きました
どこに行くのかなと首を持ち上げると
廊下と人間のトイレを行ったり来たりしているのが、足下灯の灯の中に見えます。
狭い家なのに、迷ったようです。
声をかけようとしたとき
わたしの布団の上から黒いシルエットが立ち上がり
エミリに駆けよりました
リリです
そしてエミリを鼻でツンツン
エミちゃんのお布団はこっちだよ!
そう教えてるように見えました
リリが先に歩き出すとエミリも後を追うように
リリの後ろについてリビングに戻ってきました
その後エミリは自分のお布団へ
リリはわたしの横に来てくっつくとまた丸くなりました
リリは家族思いの優しい犬
お出かけもみんな一緒が好き
寝ているココちゃんを家に置いて行くと淋しそうだし
エミリも置いてリリだけ連れて出てもすぐに家に引き返してしまう。
今
わたしの人間の娘たちは自分たちの家族と健康で幸せに楽しく暮らしています
娘たちの小さな頃は身内の病人の看病に明け暮れてたわたし
必死で日々を過ごしましたが
今思えば娘たちには淋しい思いをさせました
ある日、家族が入院している病院から家に帰ったら
小学2年生の長女がバランス釜のお風呂を沸かして妹とお風呂に入っていてびっくりしたこともありましたっけ。
わたしが大変そうだったので、助けようとしたのでしょう
わたしのしていることをよく見てたのですね
バランス釜を子供がいじっては危険なので💦
もう2度としちゃダメだよと長女には諭しましたが
気持ちがありがたかったー
明日の見えない苦しい日々
娘たちにはそんな思いはさせたくない
そんなわたしの悲願は達成されました
元気でいてくれればそれでよしです!
そしてわたしにも訪れた穏やかな日々
人生をやり直してるような気もしています
ボーナスステージのココちゃんと
シニアだけど元気印のエミリ
そしてしっかりもののリリ
わたしは三姉妹のおかあさん
大きな心で見守るトトさん
ちょっと不思議な気持ちです
可愛い三姉妹はもと保護犬です
https://ameblo.jp/ntachi-to-sakura/