好きと愛するの違いとは・・・「ブルーバレンタイン」 | Colette eiga?

Colette eiga?

yonayonaアヤカの映画ブログ。
夜な夜な、映画のことを考えてます。

どんな映画が今の自分にぴったりなの?
そんなあなたに。

あなたの観たい、見つけます。

・誰かをとても愛していて、どうしようもないとき


・愛している人と、同じ方向を向けなくなったとき


・いつかは結婚しようと思っているひと


そんなあなたに贈ります。


ブルーバレンタイン


Colette eiga?


これはもう、こんなに酷い映画はないと思う。

酷く悲しく、素晴らしいのである。


画面からなにかおかしな気体が出ているのかと思うほど、

息苦しく辛い映画。


しかし、観ておいてよかったと実感する傑作。


一組の男女の出会いから、好きが高まっていく瞬間、

幸せとはこういうことだと悟るとき、それが幸せでなくなるとき、

一番愛する人の気持ちを、一番愛しているからこそ

傷つけてしまう過程が、痛々しく、流れます。



何十億人が暮らすこの世界で、

人を好きになったことがある人なら、

痛いほど共感する話。


誰かをとても愛しく思うことがあり、

あるときから、ひどく憎むことがある。


まさに、愛しているからこそ、傷つける。


この映画を観たのはもうだいぶ前のことだけど、

そのときの私は、

愛すること、結婚すること、離婚すること、

これらの意味をとても模索していた時期で、

この映画はもう、とてもずしりと心にのしかかった。


全世界の人が観るべきともいえる。

しかしホラー映画より怖いから要注意。


生きるとは本当に大変で、過酷で、そこを

乗り越えることがいかにすごい奇跡なのかということがわかる。


そういう覚悟がなければ、人を愛してはいけない。

四半世紀くらい生きて、ようやくわかってきたことである。


その覚悟があり、乗り越えたときにはきっと

本当に価値のある人生だったのだと振り返ることができるんだろう。


一番近い人にこそ、思いやり、配慮、努力が必要なのである。


この映画、エンドロールの歌詞をしっかり読んでほしい。

そして見終わった後に、予告編を観てほしい。