最後の紙面。トム・ラックマン 「最後の紙面」 (日経文芸文庫)久々に面白い海外小説(ミステリ以外で 笑)を読みました。ローマに本社を構えるアメリカ資本の新聞社。そこを舞台に展開される11のちょっぴり切な目・ほろにがな短編。その合間には短い、新聞社の歴史を語るエピソード。2つの物語が交互に展開して最後は一つの新聞社の歴史そのものとして、合致する。創刊から、廃刊まで。ナカナカに凝った仕掛け。最初は慣れず、物語に振り回されますが半分も読まないうちに慣れて引き込まれていきます。 トム・ラックマン、今後も要注目です。