清水夫妻の「夫婦で行く・・・」シリーズの番外編、食にのみスポットを当て編まれた一冊。
北アフリカからヨーロッパが中心。料理(トルコを中心に)文化の伝播・広がりをよくとらえてあって面白い。
特に夫妻、帰国後にその国の美味しかった料理の再現をするのが趣味。本作中にもレシピが頻繁に登場していてそれだけでも愉しめますね。お土産に調味料が定番、というのもいい。好感が持てます。(ワタシも旅先で調味料買うの好きです。)
夫妻、どうやらツアーの一団に混じって旅し、その中で可能な範囲で各国の食を愉しんでいる様子。それだけに時と場合によっては、ヨーロッパで食べたくない中華料理なんかを食べる羽目になったりもします。(笑)
故にディープな領域には踏み込んでいない・・・食の本としては少し物足りない感もありますが、一般的ガイドとしてはその方が却って役立つのかもしれませんね。
食に対する旺盛な好奇心。
全体的には良書・・・と思うのですが残念な点がひとつ。
夫妻、自身認めている通り食が細いんですね。ディープな領域、は差し置いてもやはりもうちょっといろいろ量を食べることで”幅”を確保して欲しかった。要するにもっといろんな話が訊きたかった・・・ということであり、だからこそ、チョイと残念です。
やはり旅は大食、ですね。(笑)