無事40cmのニジマスをキャッチし出足快調、と相成りました。
ちなみにワタシの釣り歴は30年以上になりますね。少年時代の近所の川でミミズをつけてエサ釣りから紆余曲折を経て現在はトラウトの仲間達とルアー・フィッシングで遊んでもらっています。
(もちろん移住先を考える時も全て”トラウト類が釣れる川の近く”という条件込でした。)
ルアー・フィッシング。疑似餌釣り。
西洋発祥のこの特殊な釣りにのめり込みだしたきっかけの一つに、確実にこの本があるでしょう。
開高健 「フィッシュ・オン!」 (新潮文庫)

奥付けを見ると昭和60年・18刷・・・さらにワタシの手書きでS62と。中学生のころ読んだということですね。手垢で汚れ、擦り傷でボロボロになったカヴァーは何故かセロテープで本体に張り付けられています。こんなことをしてあるのはこの本だけなのでよほど特別だったのでしょう。
今だったら絶対にこんなことはしません。(笑)ブック・カヴァーをさらにかける・・・と言う発想もその頃はなかったのでしょうね。
ちなみに表紙のイラストは「アンクル・トリス」の柳原良平氏ですね。(開高も同じサントリー・・・寿屋・・・の宣伝屋さんでしたね。)
今でもこの本のアラスカ・スウェーデン・そして日本・銀山湖、この辺りを読むと古さを感じさせない。釣り師としてのドキドキ感がとてもよく感じられます。そしてなんといってもそれを表現する文豪・開高の洗練された日本語・・・。
釣れた時の表現よりもむしろ釣れなかった時の心境の表現がまた、すごくいい。
時代を超えた名作、ですね。
次回はそんな開高にのめり込んでいくまた別の”入り口”のお話でも・・・。