――ビフネスト市某所
そこにビアンコとレオナルドはいた
「さ、ボッコボコにするかね」
とビアンコ
「あぁ、やったろうぜ」
とレオナルド
「でも、大義名分が必要だろ。いきなり殴りかかるのは理不尽じゃね?」
「おい、ビアンコ。お前やっぱ不良向いてねーな。不良はこうやってケンカ売るんだよ」
言って、レオナルドはフェアル中の制服を着た2人組の片方に肩をぶつけ
「どこ見てんだてめぇ!」
と叫んだ
それを見ていたビアンコは
「あいつ…ケンカの売り方ベタ過ぎだろ……ま、いいか。大義名分は友達の敵討ちってことで………」
ゴッ
2人組の片方がレオナルドを殴る
ドスッ
負けじとレオナルドも腹へパンチ
と、もう片方はというと――
ビアンコの方へ向かっていた
だが、下位ランカーなどビアンコの前では子犬ですら無かった。
タッタッタッ
走ってきたそいつはビアンコに殴りかかろうとするが
顔を片手で掴まれ――
グシャアッ
そのまま地面へ。
後頭部を強く打ち付けたそいつは失神していた
一方レオナルドは
スパァンッ
見事なハイキックで敵を鎮めていた
「よし、今日はこれにて終了」
とビアンコ
「えー?もう終わりかよぉ」
とレオナルド
「相手は1人しかやって来なかった。むしろやり過ぎなくらいだ」
「でもよぉ…敵弱すぎてなんかわなわなしちゃうぜ」
「そのわなわなは上位ランカー戦にとっとけ」
「わかったよ…」
レオナルドは残念な様子
「さ、遊び行くか?」
と、ビアンコ
「ゲーセンでパンチングマシンやろうぜ!」
「……お前さっきのオレの言葉聞いて無かったろ」
「ん?いーからいーから!」
「ったく……」
「てか、あの5人組フェアル中じゃね?」
とレオナルド
「本当だ」
「!!!」
「どした?レオナルド」
「あの先頭の奴……!上位ランカーのダレン・マッカーシーじゃねーか!」
「向こうからやって来たらやるぞ。それまでは手を出すなよ」
とビアンコがレオナルドに注意する
「わかってるよ。お前は平和主義者だねえ」
そしてすれ違おうとしたその時――
ドスッ
上位ランカーのダレンがビアンコにボディブローを食らわしてきた
「待てよ」
とビアンコ
「うるせえ!」ゴッ
ダレンがビアンコを殴りながら言う
「やんのかコラ」
とビアンコ
「味方がやられて敵討ちしない野郎はいないわな…やれ!てめーら!」
とダレン
ビアンコに3人レオナルドに1人向かってくる
「情報がはえーんだな…フェアル中は…」
言ってビアンコは
1人を腹蹴りからの顔面パンチで潰し
1人を頭を抑えての飛び膝蹴りで失神させ
もう1人をジャーマンスープレックスで鎮めた
レオナルドもなんとか敵を倒していた
「流石はメイソンを倒しただけの男だ。なかなかやるな」
とダレン
「そりゃどうも」
とビアンコ
「メイソンはオレの親友だったんだよ。だが、その親友がお前に潰された……となれば」
「なれば?」
「仕返しするまでよ!」
言ってダレンはビアンコに向かい
ドスッ
腹に膝を入れ
ゴッ
続けざまに顔面パンチ
その間ビアンコは何もしなかった
「なんだそんなもんかよ」ニィ
言ってビアンコは
両手でダレンの頭をガッと掴み
グチャアッ
ダレンの顔面に膝を入れ、そのまま倒し
ゴンッ
顔面にパンチを叩き込む
「きったねえな鼻血垂れやがって」
とビアンコ
「顔面に膝入れられて鼻血出さない奴はなかなかいないと思う……」
レオナルド正論
「さ、ゲーセン行こうか!」
とビアンコ
「おう、行こうぜ!」
――次の日フェアル中
「何ィ!?霧崎にやられたぁ!?」
パウロ激昂
「あぁ、奴は強かったよ。パウロ、あいつに近づくのはやめるんだ」
とダレン
「ダチがやられて黙ってられっかよ!」
「お前じゃ倒せねえ!」
「!」
「厳密に言えばお前「だけ」じゃ無理だ…」
「何か策はあるのか?」
とネウソン
「名付けて鈴の甘寧も真っ青!奇襲作戦だ」
「奇襲作戦…?」
「まずはあいつの行動パターンを調べろ。そして必ず1人になる場所を特定するんだ」
「おう!」
「そして集団で凶器持って後ろから奇襲だ」
「そういうことか!おい、アレクシス!お前が知ってる奴総動員で霧崎の行動パターンを把握しろ!」
「わかった!」
「クックック……霧崎・スチュワート・ビアンコ…………必ずお前を潰す!」
つづく