最初に聴いたときから、もう何年経つんだろう。
The Blue Heartsは私を打つ。激しく、根本から。

「リンダ・リンダ」の一節、

愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない
けして負けない強い力を僕は一つだけ持つ


私は、そんな力を持ったことがあるだろうか。






自慢。
私は、ブルーハーツがアメリカで出したCDを2枚持っている。

コロッケ作ったのなんて、何年ぶりだろう。
たぶん、うちの子は、私の手作りコロッケは初めてだ。

手間かかって大変だったよー。

と言ったら、肩もんでくれた。

空っぽのお皿と、ごちそうさま、だけでも報われるんだよ。母は。
きのうのこと。

去年トマトを栽培していた大きな植木鉢、土を入れたまま放置していたの。

そこに、新顔の野良猫が入って昼寝をしていた。

夕方の日差しで、土も温かかったんだろうな。
1時間くらい、あくびしたり寝返りうったりしながら日光を吸っていたよ。
それから、
よっこら、と降りて、伸びをして、後ろ足も伸ばして、どこかに行った。

土には、猫のからだでくぼみができてた。

なんか植えた後じゃなくて、よかったよー。

猫山くん、また来てね。
精神状態がひどいときでも、手持ちのCD3枚で、だいたい床につけるようになる。

かなりとんでもない選択だとは思うが、

Ravel作曲、Bolero
Metallicaのいわゆるブラックアルバム
The Doorsの最初のアルバム

これに、アルコールを適宜加える。オリジナル カクテルといってもいいかもしれない。


ボレロ(途中で音量を落とすべからず)でも落ち着けないときは、同じCDに入っている、「死せる王女のためのパヴァーヌ」を続けて聴く。

Enter Sandmanは、子守唄だ。歌詞が、何より父性を感じさせる。

そして、Jim Morrisonの声に心をかき乱されながら、私はunconsciousnessの海に沈みたい。
今回の仕事は、思いがけずダメージが大きかった。


字幕のレビューだったんだが。

画面ではアメリカ人男性がスピーチをしていて、日本語字幕がついている。
その日本語字幕に不備がないか、コンピュータに向かってひたすらチェックするという仕事。

Windows Media Playerで画像を再生し、タイミングが合っているか、表示時間が長すぎたり短すぎたりしないか、誤字脱字がないか、変なところで改行されていないか、を見ていく。
もちろん、タイミングを計るため、耳では英語にスピーチを聞きながら、である。

のと同時に、

字幕のもととなった、文書ファイルを同じ画面で開き、字幕が飛んでいないかをチェックする。


申し訳ないけど、私の脳みそと目玉の数では、まかないきれません。


でも、締め切りが近づいているため、
全部をいっぺんに済まさなければならない。

トータル1時間近くの映像。
不具合を見つけるたびに一時停止して、エンジニアに詳細を(英語で)報告する。

私は完全なバイリンガルではない。
脳みその言語野のキャパを超えた、と思った。

すべてのレビューを終えたとき、
私は、担当プロジェクトマネージャーに挨拶するのも困難なほどの状態に陥っていた。


そして、今、レビューから数日たったわけだが。
どうやら仕事中ずっと歯を食いしばっていたようで、

あごが筋肉痛。

人が見ていないときを見計らって、あごをだらっとリラックスさせるようにしているが、
くち半開きの、だらしない顔であろうことは、想像に難くない。

というか、想像しないようにしている。