承前
それは二月、宿泊した旅館の女将に、春になると蔵王温泉の桜が素晴らしと教えてもらい、樹氷のもやもやもあったからまた蔵王へ行こうと、桜の開花情報を確認もせずクルマを北へ走らせた。
蔵王の市街地は満開だったが、蔵王温泉では空振り。
しかし絶品ジンジャーハイボールが全てを救った。
2022年4月15日 金曜日
山形県
旅館をチェックアウト、駐車場に出る。
クルマに荷物乗っけて散歩でもしたのかな。
そうと見て取れる写真が残っていた。
Chottoは閉まっております。0841
霧が出ている。
宿の玄関。
桜の木、だよね?
まだやる気は出していない。
歩く。
クルマに戻り下山。
おはよう、ぐっと山形。0925
道中の飲み物などを調達した、かもしれない。
帰り道は高速道路を使わず、国道13号を南下する。
地名は伏せておくが、見かける車種が軽自動車やちょっと古いハイブリッドがほとんどの街を眺めると、大都市との収入格差をあからさまに実感してしまう。
おい政治家よ、日本人の貧乏っぷりはいつ解消されるんだい?
淡々と運転を続けていると「道の駅 米沢」の標識を見つける。
ちゃんとした朝食を食べていなかったので、営業しているようなら何かを食べてやると心に決め、道の駅ハンターは国道から外れた。
道の駅到着、幸運にも営業している、さて何を食ってやろうか。
注文完了。1038
三種盛り丼到着。1045
せっかく米沢に来たんだから、肉食うだろ。
美味かったぜ。
お土産に酒でも買ったか?
クルマに戻り帰宅ドライブ再開。
道路標識に出てきた「喜多方」を目指す。
三種盛り丼は朝食、昼食は喜多方ラーメンに決定。
Googleマップを除いてみると、喜多方市に入って交差点を一度右折すれば人気店があるらしい、きっと長蛇の列ができているだろうが。
国道121号を西に向かうと山の景色へ変わっていく。
道すがら、また道の駅を見つけたから寄る以外の選択肢がない。
道の駅 田沢 なごみの郷。1136
難消化性デキストリンを買いました。
福島県
喜多方市街地へ向かうため交差点を右折すると、歴史を感じる橋を見つけたのでクルマを停める。
旧道に掛かる橋。1207
地図を見て気づいた、近くに道の駅喜多の郷があった、残念。
しかしまたこの方面へ行く理由ができた。
クルマを停めた場所が悪く、水たまりに靴を突っ込んでしまった。
さあ、気を取り直してラーメン屋を探そう。
喜多方の街に入り目星を付けていたラーメン屋が見えてくると、想像通りの大行列。
諦めてスルー。
何軒かのラーメン屋があるものの、駐車場が満車だったり入るに入れない状況が続く。
このままでは喜多方を通り過ぎてしまうと若干の焦りを抱えてクルマを流していると、広い駐車場を持つラーメン屋を発見、入る。
広い店で行列も無かったような。
喜多方チャーシュー麺 半熟卵乗せ。1241
餃子も食した。
こちらの本店。
以降、駅メモの未チェックイン駅探訪へ。
西若松駅。1344
こちらの駅、JR東日本の只見線と会津鉄道の相互乗り入れですね。
いつか乗りたい只見線、小出までは近くて遠い1日三往復、いや、そもそも近くない。
この先は会津鉄道会津線に沿って南下が続く。
会津鉄道、あまや駅。1413
なかなかの駅前であるが、国道から程近い。
大川ダム公園駅。1435
なかなかの駅前へは、国道から林道のような横道に逸れて辿りつける秘境。
そしてずっと八重ちゃんに依存状態。
ちなみに、2016年の一日平均乗車人員、3名。
林道のような道を引き返し、国道復帰。
塔のへつり駅。1456
なかなか有名な観光地、一度訪れたことがあるので今回は駅の見学だけで踵を返す。
会津下郷駅。1508
ここから会津鉄道を追っかけて国道から離れる。
養鱒公園駅。1520
田島高校前駅。1529
青春思い出の杜のネーミングセンス、ちょっときついな。
国道復帰。
中荒井駅。1542
間伐材でも使っているのかな。
会津山村道場駅。1552
駅メモ探訪終了、これで会津鉄道コンプリート。
一度、栃木県側から乗っているからドライブでチェックインでも個人的には問題ない。
国道121の南下が続く。
道の駅たじま。1606
柑橘系の果物が入った大福、だったはず。
この日はチートデイだったんだな。
そして栃木県に突入し、無事、帰宅。
鶏肉焼いて食った。2027
おしまい。
そして、次の旅が始まるのです。