ちょっと思うことがあって書いています。
昨年の10月、実母は入院3ヶ月であっという間に亡くなりました。
死因は「小細胞肺ガン」
だけど・・・
こんなに早く亡くなったのは「ガン細胞」だけが悪い訳じゃなかったと思えてなりません。
これから書く出来事は「全て免疫機能の低下」により起きていました。
昨年4月、母はご近所の小型犬に腕を噛まれました。
老犬でカラダが痛くなっていたところを抱き上げたらパクッとされたそうです。
犬が悪いか?
飼い主が悪いか?
母が悪いか?
問題はそこではなくて・・・
小型犬のしかも老犬に、ほんの少し噛まれた箇所が、腫れてしまい、いつまでも治らずに、化膿を繰り返し、汁を絞り出したりもしたそうです。
ちなみに、飼い主さんも同じように噛まれることがあったけど、そうはならなかったそうです。
それから2ヶ月後の6月下旬に、母はエアコンを3台買い替えました。
その際、3部屋を大掃除したそうです。父も一緒でした。
そして翌日。母だけ、呼吸が苦しくなり「肺炎」を起こし入院しました。
犬に噛まれたこと
大掃除をしたこと
どちらに共通することは「外敵」が体内に入ったこと。
ここで、免疫が正常に働いていれば、多少の外敵がきても、跳ね返すチカラがあるんですよね。
それが、母だけは機能しなかった・・・
大量の抗生剤を投与し、少し落ち着いたところでペット検査をしたら「小細胞肺ガン」が見つかったのです。
それからは病院の対応は早かった!
あっという間に抗がん剤のスケジュールを出し、医師は母に勧めました。
病気について調べたり、他の人に相談したり、ゆっくり話し合いをしたり、そんな時間もなかったのです。
72歳と言う年齢。
そして「犬の菌」も「部屋の菌」にも対応できないカラダが、どう考えても抗がん剤に勝てる訳がないと・・・私は思いました。
でも、母は先生の話を素直に受け入れました。
「海外で使われなくなった抗がん剤が、日本で処理されているんだよ!」心も身体も弱っているのに、こんな話までしてしまいました。
でも・・・
「チャレンジしたい!」と。
1回やったところで「もう終わりにしたら?」とも言いました。
それでも2回目を行いました。
そしたら、あっという間にありえないほど痩せ細っていき、亡くなりました。
抗がん剤も免疫がある程度あったら、ここまで早く亡くなることはなかったでしょう。
「免疫」って本当に大事!!
そして、免疫の7割を腸がコントロールしているのです。
このことを母に伝えても伝えても分かってもらえなかったのが心残りです。