愛犬コーラが、2時間おきに「カッ!カッ!」と咳き込む日があり、夜中も続いたので、朝一で病院へ行って来ました。
この原因を調べる為に、心臓のエコーとレントゲン検査を行いました。
コーラは、数年前に「僧帽弁閉鎖不全症」と診断され、心臓のエコー検査を定期的に行っているんです。
今回は3回目。
検査室には飼い主も一緒に入れてもらえるので「大丈夫だよ。痛くないよ。すぐ終わるよ」とか、声かけしたり、カラダを撫で撫でして終わるのを待ちます。
検査が終わり、まずはエコー検査をしてくれた獣医師から、心臓のお話がありました。
コーラ。残念ながら、心臓の血液が逆流する「僧帽弁逆流症」が、前回よりも進行してしまっていました。
この状態が更に進行すると、心臓が大きくなり、いずれは「心不全」になってしまうそうなんです。
そこで、心臓の収縮力を強くして、血管を広げる薬を、今年に入ってから勧められていたんですね。
この薬は、全身に流れる血液量を増やしたり、血管を広げる作用があるので、血液が流れやすくなるんだとか。
今回は、たった2ヶ月で心臓肥大が1.1倍になっていたので、飲み始めるタイミングが来たような話になりました。
ただ、あくまでもこれは対症療法で、病気を治すものではないんですよね。
心臓の弁が正常にならないと(手術)治ることは不可能で・・・
薬での治療は
心不全までの期間を延ばす=寿命を少し延ばす
だけ、なんだそうです。
私には、この薬が今のコーラにとって適切なのかどうか全く分からずにいました。
パパさんは、強制的に心臓の収縮力を強くすることで、逆に心臓に負担がかかるのではないかと、心配しています。
飲ませるかどうか、飼い主として難しい判断です。
エコー検査の結果を聞いたあと、今度はレントゲン検査をしてくれた獣医師の話を聞くことに。
どうやらレントゲンでは、心臓肥大の症状は見れないとのことでした。
なので、薬は処方せずに帰って来たんです。
それにしても、薬の判断は難しいなぁ。
また次回の検査では考えが変わるかもしれないし、本当に難しいです。
さて近年、小型犬に急増している「僧帽弁閉鎖不全症」について、思うことがあるんです。
私もそうでしたが「とにかく小さなワンちゃんを飼いたい」と言う人間のエゴにより、ワンちゃん達が犠牲になっているのではないかと。
小型犬ビジネスが加速し、過剰な交配が繰り返えされています。
ワンちゃんたちの臓器が良くない方向へ(奇形)と進んでいるように思えてならないのです。
コーラが併発している「水頭症」や「脊椎空洞症」も同じような気がして・・・
なんだかワンちゃんたちが可哀想でね・・・
長くなりましたが、結局「カッ!カッ!」の咳の原因は分からずなんですよーー
コーラは「気管虚脱」もあるので、もしかしたらそれかもしれない。
でもハッキリとは分からないそうです。